【事例】医師が新聞に掲載される効果とは?
今回は、病院や歯科医院のマスコミ活用についてお話ししますね。
病院系は、医療法の制限があるため、広告を自由に出せる業種ではありません。
病院選びって、本当に悩ましいです。ネットでも飲食店のような生々しい口コミって少なく、選びづらいんですよ。
だからこそ、信頼されるマスコミに取り上げていただくことは、ライバルと差別化できる大きなポイントになります。
しかもですね、実は…病院や歯科医院は比較的、新聞に取り上げてもらいやすい業種です。
それをほとんどの医師らは知りません。
記者は、どんな業種でも「宣伝は記事にしない」ことを、強く意識しています。
しかし、病院や歯科医院は、広告を多く出していませんよね。
だからこそ、記者のガードも緩みがちになるのです。
というのも、医療系の仕事については、利益追求ではなく、「福祉的な活動」という先入観を持っているからです。
福祉的な活動を、マスコミ記者は好みます。
とはいえ実態として、開業医や歯科医院でも、集客に困っているところが少なくないのが真実です。
特に、歯科医院の数は、全国でコンビニよりも数が多いのです。それだけ激戦です。
埼玉県のある歯科医さんは、坂本のコンサルを受けました。
坂本のアドバイス通りプレスリリースを作成し、新聞社に送ったところ、朝日新聞の記者がすぐ取材にやってきました。
そして、写真付きで大きく掲載されたのです。
埼玉県に歯科医が何人いるか知りませんが、朝日新聞に出た歯科医は果たして何人いるか?
ほとんどいないはずです。 これだけで、ものすごいブランド化です。
また、2016年7月頃、ある開業医の医師先生からコンサルのご依頼を受けました。
この方は行動力があり、コンサルを終えて別れて、すぐアドバイス通り行動されました。
コンサルを終えて別れて2時間ほどしか経っていないのに、「読売新聞の取材が決まりました!」と興奮して電話をかけてこられたのです。
このように、医師は打ち出し方次第で、すぐ取材が決まります。
もちろん、大事なのは打ち出し方ですよ。やみくもにマスコミにアプローチしてはいけません。
今はまだ、ほとんどの医師や歯科医はマスコミのことを知りません。
でもこれからは、ますます業界内の競争は激化するはずです。
だからこそ、お医者さん系のマスコミ登場は、“早い者勝ち”ではありますね。