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打って出る企業のための広報PRの方法

世界最大メディア・実績No. 1 コンサルタント 坂本宗之祐

マスコミに取り上げられない…悩んだ時の5つのチェックポイント


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坂本宗之祐です。

「なかなかマスコミに取り上げてもらえない」と悩んでいる方が、少なくありません。

今回は、そうした方のためにチェックポイントをお示しさせていただきますね。

取材がいつまでも来ない、ということは、ちゃんと理由があります。

なかなか取り上げてもらえないと、「マスコミ界すべてがうちのことを否定しているんじゃないか?」と、被害妄想に陥ったりするようです。

大丈夫です。あなたのことだけをそんなに気にかけていません。プレスリリースはたくさん送られてくるので。

記者たちは別に、「この会社、この人にはニュース価値がない!今後いっさい相手にしない!」と決めたりしていません。

取り上げられない原因は、こちら側にあります。

ちゃんとそこを改善して、正しい方法でアプローチをしていけば、いずれ結果は出るようになりますよ。

改善のチェックポイントを、以下に示していきますね。

 

(1) メッセージに熱量はあるか?

そもそもの話ですが、マスコミに伝えるにあたって、メッセージそれ自体に熱量がないと、記者は動きません。

特に会社の組織としてプレスリリースを出している場合は、メッセージの熱量が圧倒的に不足しているケースが多いです。

というのも、広報の担当者が、やっつけ仕事でプレスリリースを書いているからです。

上から言われたこと(「プレスリリースを書いて出せ」)を、その言葉通りにしかやっていないのです。

すると、事務的な伝え方になります。

こういう伝え方が、一番アカンのです!

従業員マインド。つかわれて仕事をする。そこに熱量がない。

熱量がないメッセージに、人は動かされません。

いまの学校教育は、優秀な従業員を育てる教育です。命令に従う人、言われてやる人を量産しています。

こういう熱量のない仕事しかできない人は、これからキツイですよ。

あっ、もうすでに名の知れ渡った企業や個人なら、事実だけのお知らせでも、まだいいんですよ。

でもそうではなく、「これから飛躍したい!」と考えている企業や個人なら、経営者や責任者が、しっかり自分の言葉でメッセージを発信してください。

当事者が自分の言葉でメッセージをつむぎ出し、熱意を込めるのです。

マスコミはある意味で、イノベーターを求めています。「いままでこんなのなかったよ!」というものを、掘り起こしたいのです。

それなのに、他のありふれたプレスリリースと変わらない書き方で、どうするんですか。

自分から埋没しにいってはいけませんよ。

 

(2)効率ばかり追い求めていないか?

マーケティングの発想でPRの方に参入してくる方は、根本的な考え方が間違ってるので、多くの場合うまくいきません。

その根本的な誤りとは何か?というと、「マスコミを使って宣伝しよう」という発想です。

そもそもにおいて、マスコミは宣伝する場所ではない。その大前提を飲み込んでおいてください。

宣伝したい下心で書かれたプレスリリースって、0・1秒で記者は分かるんですよ。すぐにゴミ箱に捨てられます。

マーケティング発想で効率を重視する人は、少ない労力で成果を得ようとします。

これ自体が悪いと言っているんじゃないですよ。

ですが、ことマスコミに取り上げていただこうと考えた時、「楽して、お金もかけず、ドーンと宣伝してもらって儲けよう」という発想は、禁物です。

マスコミは、自分のことしか考えていない人や会社を、嫌います。

そうではなく、「社会的な問題や課題を解決したい!」という取り組みを、応援したいのです。

そして、その理想のためなら苦労もいとわないぞ!という個人や企業なら「応援しよう!」と考えます。

例えば、あなたの知り合いが「恵まれない子どもたちにランドセルを送りたい!」と活動を始めたとします。

で、その人は効率重視で、友人知人にメールを一斉送信しました。

あなたのもとに、その他大勢とまったく同じコピペ文言の「応援よろしく」だけ届いたら、どんな気持ちがしますか?

そりゃー、送る人は効率的ですよね。でも、これで支援者が増えるでしょうか??

その人が、真剣に本気でその活動を成功に導きたい、と思っているのなら・・・

一人ひとりに自分の言葉で、「お願いします!」と支援を呼びかけるはずですよね?

ラクをしていると、手抜きをしていると、「あ、結局は本気じゃないんだね」とみなされ、スルーされてしまうのです。

 

(3)そもそもちゃんと伝えているか?

プレスリリースの初心者さんに多いですが、1回送って連絡がなかっただけで、激しく落ち込む方がいます。

安心してください。1回送っただけで、連絡がこないことが当たり前です

最初が一番、難しいのです。

コツコツ企画を立てて、プレスリリースをコツコツお送りしているうちに、記者の方も認知していくようになります。

「なかなか取材に来ていただけません!」という方のお話を聞いてみると、プレスリリースを出したのは「1回」とか「2回」などです。

しかも、紙を送っただけで、記者と話もしていないのです。

それじゃー、記者から存在を認知してもらえるはずがありません!

まずは、こちらの存在を知っていただく。存在を知ってくださったら、「本気でがんばっているのかな?」というのをじっと観察してくれるようになります。

コツコツ、企画を立ててプレスリリースの発信を重ねてているうちに、どんどん声がかかるようになるのです。

取材が来るようになる過程は、指数関数の曲線を描きます。

最初は少ないけど、やがてぐんぐん増えていきます。最初ががんばりどころなんです。

 

(4)社会性はあるか?

これは、プレスリリースの基本中の基本です。

上記の(2)でも書きましたが、マスコミは宣伝する場所ではありません。

社会、世の中に広く関わりのあるテーマをお伝えするものです。

「わが社目線」が抜けきれず、自社の商品サービスを前面に押し出したプレスリリースを打ちまくっても、取材は来ませんよー!

わが社目線を手放し、社会的な視点で、御社の商品・サービスの価値を伝えることが、絶対に欠かせません。

例えば、あなたがボールペンを開発し、新聞やテレビで取り上げてもらいたいとします。

「デザインがかっこいいですよ、書き心地がいいですよ」というような機能面をアピールしたって、新聞やテレビの記者は取材しません。

よほど画期的なテクノロジーでもない限り。

そうではなく、「このボールペンによって、社会にどんなメリットがあるのか?」を具体的に伝える必要があるのです。

例えば、「脳梗塞の後遺症で、指の不自由な人でも書けるボールペンです」というものだと、社会的な意義がありますね。

「どんな人に、どんなメリットをもたらすのか?」、これが明確でない商品サービスは、まず取り上げられません。

そして、「誰にどんなメリット」が明確であっても、すでにありふれた商品サービスなら、ニュース価値はありません。

 

(5)伝える内容を絞り込んでいるか?

プレスリリースを読んで、「あなたはいったい何者で、何がしたいの?」と思わず聞き返したくなるものが、けっこうあります。

一つのリリースに、あらゆる要素を盛り込んでいて、話が飛びまくり、混乱してしまうのです。

書いている当人は、

「あれも書いておこう、これも書いておこう、ついでにこれも!」

という感じで、山盛りの詰合わせパックにしてしまう。

「いろんな要素があれば、どこかに興味を持ってくれるのでは?」と期待しているようです。

が、これこそ真っ先に「ボツ」になるパターンです!

1枚のリリースには、1つのテーマに絞る。これが鉄則です。

プレスリリースに書くテーマに限らず、個人や会社さんについても、前面に出すポイント、キャッチコピーは絞り込むべきです。

例えば、新聞記事を見ていただくと、会社名の前に枕ことばをつけます。

例えば、アシックスなら「大手スポーツ用品メーカー」、伊藤園なら「大手飲料メーカー」など。

こうした大手企業ならまだ分かる人が多いのでいいのですが、知名度の低い会社を取材した時、これが絞り込まれていないと困ります。

「一言で言って、何をやってる会社ですか?」と記者はよく聞きます。それは、ここの枕ことばで一言で説明したいからです。

僕が以前に取材した時、社長さんが「いや~いろんなことやってて、一言で言えないんだよねぇ」ということが、何度かありました。

こういう時、すごく困るのです。

記者本人にその会社が分からないだけでなく、読者さん、ひいては世間全体に「何をやってるか分からない会社」のらく印を押されます。

よほどの巨大財閥企業でもない限り、「いろいろやってます」パターンは、どこにも誰にも刺さりません。

これは個人の肩書きにも当てはまります。

 

まとめ

5つのチェックポイントを今回はあげてみました。

チェック (1)メッセージに熱量はあるか?
チェック (2)効率ばかり追い求めていないか?
チェック (3)そもそもちゃんと伝えているか?
チェック (4)社会性はあるか?
チェック (5)伝える内容を絞り込んでいるか?

もっとも言いたいのは、「熱量はありますか?」というところです。

で、どうしたら熱量が高まっていくのか?

それはあなたが本当に実現したいことを、絞り込むことです。

やるべきことが、あっちこっちに拡散している人や会社は、気が散っています。

すると、熱量が高まらないんですよ。

小手先で情報を広めようったって、もう無理です。

虫メガネで日光を集めると、火を起こすことだってできますよね?それと同じことです。

あなたも一つのことに集中して、熱量を高めていってください!

すると、1回や2回であきらめることもなくなるはずです。

「世の中のために、これを実現するんだ!」という熱意のある人や会社の元には、放っておいても取材がどんどん来るようになりますよ!

 

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