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打って出る企業のための広報PRの方法

世界最大メディア・実績No. 1 コンサルタント 坂本宗之祐

ベンチャー企業の社会的評価が大幅アップする広報・IRのポイント。記者と投資家の視点には共通点がある!


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こんにちは、坂本宗之祐です。このところ、ベンチャー系の企業の方にお目にかかる機会が多いです。

そこで、今回はベンチャー企業の広報をテーマに書きます。

スピード感ある成長が求められるベンチャー企業は、情報発信の巧拙が事業の盛衰をそのまま分けるといっても過言ではありません。

なので、広報の果たす役割は、極めて大きいものがあります。

世の中に新しい価値をもたらそうとするベンチャー企業さんは、ぜひぜひ情報発信に力を入れてください。

知られていないのは、「世の中に存在しないのと同じ」です。

その意味でも、商品・サービスを開発するのと同じくらいの労力とコストを、情報発信に投じて良いくらいですね。

小手先でどうすればメディアに載る?とかいう話ではなく、会社が発するメッセージの根本的な部分について説明していきますね。

 

記者と投資家の視点には共通点がある!

実は先日、投資家向けの広報活動(IR)の専門家の方のお話を聞きました。バリュークリエイトの佐藤明さんという方です。

佐藤さんは、元証券アナリストだけあって、投資のプロは会社のどこを見ているのか?という着眼が非常に勉強になりました。

そこで感じたのは、「思っていた以上に、マスコミ記者の視点とかなり似ているな」ということでした。

「うちの会社は素晴らしいですよ」ということを、第三者にわかるように伝える。その意味では、IRはマスコミ向け広報と同じですね。

記者も投資家も、そのベンチャー企業が「本物かどうか?」を厳しく見抜かないといけません。

ニセモノをつかまされたら、投資家は、大損して痛い目を見ます。

記者は、「インチキな事業を記事にしたら、社会に大きな損失を与えかねない」という緊張感を持っています。

記者個人が大恥をかく、だけでは済まされないのです。

いずれの立場も、すごく大きな責任の重圧を感じています。

だから、見る目はかなりシビアです。

そこで、「本物を見抜くぞ!」と必死になった時、やはりチェックしていく部分はかなり似通ってくるんだなぁということがすごく納得でした。

 

記者と投資家がチェックする共通ポイント

 

では、具体的にどこがポイントになってくるのか?

上記の佐藤さんは、まず

・会社の歴史

・経営者の生い立ち

を見られるといいます。

こうした過去の経歴は、僕自身が記者としても、必ずチェックしていたところだったので、驚きました。

人は口だけでは、いくらでも立派なことは言えます。

ですが、その人物が積み重ねてきた行動。これ以上にその人物(あるいは会社)の本来の姿を証明するものは、ほぼないでしょう。

その会社あるいは経営者が「本物かどうか?」は、過去のストーリーの中に、判断材料があるわけです。

 

経営者の動機=なぜそれをやるのか?を伝える重要性

さらには、投資のプロは、「その事業をやる“動機”(=ビジョン)を知りたい」と言います。

ここも、僕が再三再四、お伝えしていることと合致しています。

つまり、あなたが記者から応援されるには、

「なぜ、あなたはそれをやるのですか?」という動機を尋ねる質問に、明快な答えを持っていないといけませんよ、ということです。

これもけっこう意外でした。

会社のビジネスが成功するかどうか?って、僕は「ビジネスモデルが優れている」とか、「特別な技術、テクノロジーがある」とか・・・

投資家は、そういうところを見ているのかな、と思っていたんですね。

そうではなく、けっこう人間くさいところを見ているんだなということは、意外な発見でした。

やっぱり、ビジネスにおいても最終的な決め手は「人間力」そのものなんですね。

人間力は、過去の厚みのあるストーリー、つまり「線」や「立体」でこそ伝わるものです。

記者向けのプレスリリースでは、今の事ばかり「点」で語っているものがほとんどです。

つまり、無機質なスペックを羅列して「うちはすごいんです!」という自分目線の虚しいアピールをしています。

投資家向けのIRでも、今の事ばかり「点」でアピールしているものが多いんだろうなぁ、と推察されました。

 

特異性はもちろん、過去の失敗談は大きな訴求ポイントになる

さて、もちろん優れたビジョンとストーリーがあるだけでは、マスコミのニュースにはなりません。

・ユニークなところ(独自性のある強み)

が、必要になってきます。ここも、投資の判断と同じようです。

あと、

・悪い話は隠さずに、正直に伝えたほうがいい!

これも共通するようです。

人は誰だって、どうしてもミス・失敗って、隠したいですよね。世の中にはサクセスストーリーばかりがあふれています。

ですが、ミスや失敗のストーリーの中に、その人物の本質がにじみ出ます。

記者って、包み隠さずありのままに語る人物に、好感を持ちます。

それに、失敗から立ち上がるストーリーそのものも、聴く人の胸を打つんです。だから、記者は失敗談を好みます。

投資家も、「失敗にどう対応したか?」を見ているそうです。

やはり、耳障りの良いバラ色の話ばかりされるよりも、ミスや失敗をさらけ出せる人間には、覚悟を感じ、敬意を覚えるものです。

そして、失敗を経験した人間こそ、成功をつかみ取る。これは古今東西に共通する、揺るぎない法則なんです。この記事で書いたように。

メディア発信はさっさと失敗した人が勝つ法則 – 経営者・個人事業主に役立つPRの方法メディア発信はさっさと失敗した人が勝つ法則  

 

まとめ

まとめますと、あなたが記者や投資家から応援されるには

・過去のストーリー(個人、会社)を示す

・それをやる“動機”を伝える

これらが重要になってきます。

そして、そうした過去のストーリーを踏まえて、将来目指すべき「未来のビジョン」を語るのです。

すると、「過去」と「現在」と「未来」が一本の線でつながり、立体的なイメージとなります。

「点」でしか語れない、薄っぺらい主張とは、大きく差別化されます。

これらは、まさに僕が「ハイブリッド・メディア戦略」でお伝えしていることなのです。

 

あと、広報、IRの担当の方に関していえば、大事なのは「会社に対する愛着」ですね。

「こんないいことをやっているんだよ!これをぜひ伝えたい!」

これを経営者が強く発信していくことは言うまでもありません。

が、広報、IRの担当の方が、経営者と同じレベルの高い熱量を持っていないなら、情報の伝染力は大幅に落ちます。

ツールやノウハウ、テクニックよりも、この「気持ち」が最も大切なんです。

ベンチャー企業の場合、経営者が広報にきちんとコミットしないと、よほど優れたビジネスでない限り、情報が広がりにくいです。

広報や担当者に情報発信を丸投げして、「なんで広まらないんだよ!」「なんでうちに取材来ないんだよ!」と言う経営者の方がいます。

うまくいかない原因は、他ならぬ「経営者の広報への無理解」です。

さらには、広報担当者は、経営者の分身であるかのごとく、会社の理念、ビジョンを熱く語れる人でいていただきたいです。

まずは、メッセージに熱量があるか?共感されるものであるか?チェックしてください。

誰でも言えるような、抽象的で空疎なメッセージは避けてください。

あなたの会社にしか言えないような、血の通った熱の伴うメッセージを打ち出してください!

 

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手紙を書いてマスコミにPRする方法(自由国民社)