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記者が教える広報PRの方法

世界最大メディア出身 No. 1 コンサルタント 坂本宗之祐

新製品のプレスリリースを成功させるための4つの方法


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新製品をこれから売り出すに当たって、「これをメディアに取り上げてもらえたら…」と思って、あなたはこの記事を見ているだろう。

ただ、新製品のお知らせはマスメディアに毎日、掃いて捨てるほど届いている。だから、

 (会社名)、(商品名)を発表

という、何のひねりもないプレスリリースを打っても、よほどのことがない限り、テレビや新聞といった主要メディアが取材することはない。

だが、ちょっとした工夫と知恵を働かせることで、メディアに取り上げてもらうことは可能になる。いくつかのパターンをこの記事で紹介していこう。

 

1 製品を押し出す方法

今回発表する製品のニュース価値に自信があるなら、製品をストレートに打ち出していったらいい。

すでに名の通った商品であれば、新商品にはニュース価値がある。

・新型プリウスを発表

・新型iphoneを発表

こうした誰もが知っている商品を発表する、それなら商品名をそのまま、プレスリリースのタイトルに書いて良い。

が、誰も知らない新商品を発表する時に、タイトルに固有名詞を入れるのは自殺行為だ。

例えば

新型スーパードミノボックスサイクロンを発表!

こういう一般になじみのない固有名詞を平気で使っているプレスリリースが非常に多い。

こんな理解できない言葉が目に入った瞬間、記者でなくても人は思うだろう。

「何それ?よくわからない。興味ないなあ」

そもそも、いきなり固有名詞を出されても、それが食べ物なのか?機械なのか?服なのか?家電なのか?全くわからない。

スーパードミノボックスサイクロンを開発した御社なら、わかっているだろう。しかし、世の中は誰もそれを知らないのだ。

だから、製品名をストレートに打ち出して勝負していけるケースは、限られる。

 

2 会社を押し出す方法

名の通った会社ほど、ニュース価値がある。

だから、例えばトヨタやアップルなどの注目企業であれば、「(会社名)、(商品名)を発表」であっても、記者はそのリリースに注目する。

こうした企業であれば、発表するのがクルマであろうがオモチャであろうが野菜であろうが、どんな製品でも注目してもらえる。

ところが、まだ知名度がない会社がこのスタイルで発表するとどうなるか?

記者は「よく知らない会社だな」と0・1秒で判断し、ゴミ箱に捨てる。これが現実だ。

 

株式会社坂本、新型スーパードミノボックスサイクロンを発表!

 

 このような、「よくわからない会社」が、「よくわからない製品」を出す、というお知らせが、本当に多い。

よほど名の通った企業なら、プレスリリースのタイトルで、企業名を押し出して勝負していい。

だが、そうでない企業なら、社名を押し出していくのは、自ら撃沈しにいくようなものだ。

だから、会社をストレートに打ち出して勝負していけるケースもまた、限られる。

 

 

3 世の中にとっての意義を押し出す方法

おすすめなのが、この方法だ。

あなたの製品について、メディア向けに社会的な意義づけを示せれば、これは強力な武器となる。

どういうことか?具体事例を示そう。例えば、整体院がマッサージを行うとする。

それが、単に「疲れた人の体をほぐす」だけなら、ニュースにはならない。

だが、「不登校の中学生の心と体をほぐす」という意義を持たせると、取材される可能性が出てくる。

なぜなら、今の世の中の課題を解決しうる、社会性のある投げかけになるからだ。

記者たちは日々、様々な動きを観察しながら「世の中にとってどういう意義があるか?」をいつも見抜こうとしている。

だから、その意義を、あなたから先回りして伝えてあげれば、記者にとって記事化しやすくなる。

・あなたの製品は、社会にとってどんな意義があるだろうか?

・それは、どんな人を助けられるだろうか?

・どんな変化を社会にもたらせるのだろうか?

 

これらの質問に対する答えを、プレスリリースに盛り込んで、簡潔に表現してほしい。

・過疎地の一人暮らしのお年寄りが、都会の孫と話せる

・更年期で体調不良の女性を元気づける

・不登校の中学生を抱える親を楽にする

・・・などといったことだ。

ただもちろん、あまりに安易な付け焼き刃の意義づけでは、すぐ記者に見抜かれる。

当事者が心からその意義を信じている必要がある。

 

4 開発ストーリーを押し出す方法(人に焦点を当てる)

今の世の中には、モノはあふれかえっている。だから、どのジャンルでもモノの稀少性は薄れている。つまり、ニュース価値はそのままでは低い。

そこで、あえてモノから焦点をずらし、その周辺にいる「人」に焦点を当てる方法がある。

どんなモノも、人が関わってこの世に生まれてきた。モノは目に見える。

だが、そのモノに関わった人の「想い」は、目に見えない。

例えばあなたが今、手にしているスマホ、あるいはパソコン。それらはモノではあるが、それを世に出すために汗水を流してきた人々が、陰に大勢いるのだ。

そうした人たちも、泣いて笑って食事して、夜は眠る。あなたと変わりない人間だ。

そうした通常は目に見えない人々の努力や苦労のストーリーは、聞いた人の心を動かすパワーがある。

だから、モノにまつわる人間臭いストーリーやエピソードを、あえて製品発表のリリースに盛り込む。

これは、人間を追いかけてきた元社会部記者の自分にとって、わりと好みの方法だ。

 

まとめ

多くの製品発表のプレスリリースは、判で押したように(1)製品を押し出す方法、ばかりやっている。

それでは、テレビや新聞といったメディアを通じて、影響力を発揮していくことは、ほぼできない。

だから、(3)世の中にとっての意義、か、あるいは(4)人に焦点を当てる、のいずれかをやってほしい。

製品発売のプレスリリースは、ほとんどは記事にならない。

でも、だからと言って、私はそれらはニュース価値が全くないものばかりだとは全然思わない。

多くの会社が、無数のニュース価値を埋もれさせたままにして、放置している。

それを掘り起こして発信ことは、御社のためはもちろん、世の中にとっても利益となる。

ぜひ埋もれたニュースを世の中に解き放ってほしい。

 

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