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記者が教える広報PRの方法

元読売・電通PR メディア戦略No.1専門家 坂本宗之祐

知名度を上げる、有名になる方法。メディア業界19年のプロの結論


知名度を上げるには、「メディア」を使う。

マスメディアで知名度とブランドを固める。そしてウェブメディアに広げていく。

これが私の結論だ。

メディアとは、ここで大きく3つに分ける。

テレビ新聞などの「マスメディア」、企業サイト・ブログなどの「オウンドメディア」、Facebookなどの「ソーシャルメディア」。

どれか一つ、ではなく、この3つを絡めながら情報発信をしていこう。

重要なポイントは「マスメディアへの広報活動」。

「オウンドメディア」「ソーシャルメディア」は、誰でもやっている。その2つだけ使って目立っていくには、かなりの労力を要する。

マスメディアを味方につけることで、「オウンドメディア」「ソーシャルメディア」における存在感が加速する。

この記事では、マスメディアからウェブメディアも巻き込み、知名度を上げていく方法について紹介していこう。

マスメディアへの広報活動が重要な理由

なぜマスメディアへの広報は重要なのか?それは、今だに新聞テレビ雑誌に接する人は多く、無視できない影響力があるからだ。

そして、ウェブ上におけるマスメディアとも言える「Yahoo!ニュース」も、結局は新聞・テレビ・雑誌から配信される記事が大半を占めている。

このため現状、「マスメディアに露出すればネットにも波及する」という流れが続いている。

 

強力なブランディング効果

マスメディア露出のメリットは、単純にたくさんの人の目に触れる点だけではない。

いまだに「マスメディアに取り上げられら」という事実そのものが、ブランディングに大きな効果を発揮する。

情報は、その中身はもちろんだが、「どこに出すか?」でその価値に大きな差がつく。

夏目漱石が有名になったのも、サザエさんが有名になったのも、いずれも「朝日新聞」に載ったからだ。

だからあなたも「どこに露出するか?」は、真剣に検討するべきテーマだ。

同じ情報でも、怪しげなネット掲示板とNHK、どちらで紹介された方がブランドは強化されるだろうか?

答えは明らかだ。

多くの人は、信頼性の低い媒体で発信し、そこからバズを狙おうとする。しかし大半はうまくいっていない。

今、知名度の高い個人や企業を見てほしい。彼らは必ずマスメディアに露出している。

ネットで影響力を発揮する著名人は多いが、それはマスメディアで獲得した知名度があってこそなのだ。

 

知名度を上げるための具体的手順

各種メディアから知名度を上げていくには、「情報コンテンツ」が必要になる。

モノや情報が少なかった時代なら、大金を投じてマス広告を打てば、簡単に世の中を動かすことができた。

が、今は違うことを肝に銘じよう。

「情報」そのものに価値持たせなければ、誰にも見向きもされない。

使うメディアは、上記で説明した通り、①マスメディア、②オウンドメディア、③ソーシャルメディアの3つ。

ではここから、具体的なステップを説明していこう。

 

1 情報コンテンツの土台づくり

(1)自社の要素を客観的に洗い出す

まず第一に、「宣伝したい」という考えを手放してほしい。

あなたが「宣伝したい」情報が、そのままメディアで広まることは100%ない。

そうではなく、世の中が喜んで欲しがる情報として、発信していく必要がある。

人々の役に立つことで、あなたの活動は人々から熱狂的に受け入れられるようになる。

その結果、知名度が高まる。

だから、まず客観的にまっさらな視点から、あなたの会社の「社会性のある要素」を徹底的に洗い出そう。

自社目線からの発想ではなく、メディア目線から逆算して、自社の情報を整理することだ。

 

(2)コンセプト文を考える

コンセプトとは、「誰のために?どんなメリット?をもたらすのか」をシンプルに表現するフレーズ。

メディアもネットユーザーも「自分にとって役立つ」情報しか求めていない。

コンセプトが明確でないと「自分には関係ない」と一瞬でスルーされる。

だから、「自分に役立つ情報だ」とすぐ認識してもらえるコンセプト文が必要になってくる。

なぜコンセプト文が必要なのか?それは、意味不明な活動をしている会社や個人が極めて多いからだ。

そもそも何をしている会社なのか?が一瞬で伝わらなければ、知名度を高めるどころではない。

 

(3)コンセプトを尖らせる

さて、コンセプト文ができても、さらに特異性がなければメディアで広まる情報にはならない。

・小学生に勉強を教える学習塾
・主婦に野菜を売る八百屋

これでは、「当たり前」過ぎて、ニュースになるにはかなり難しいのはすぐわかるだろう。

だから、少なくとも以下2つの観点を考慮しつつ、コンセプトを尖らせていく。

①社会の役に立つ
②今までにない活動

 

2 プレスリリースの発行

こうしてコンセプトを固めた上で、個別のプレスリリースを発信していこう。

プレスリリースの書き方は、この記事で詳しく解説している。

 

プレスリリース書き方決定版!記者直伝、初心者向けテンプレート公開 – 記者が教える広報PRの方法プレスリリース書き方決定版!記者直伝、初心者向けテンプレート公開  

 

プレスリリースは、継続的に発信していく必要がある。長い目でコツコツ続けていく活動だと考えてほしい。

知名度を上げるためには、マスメディアを無視してはほぼ実現し得ない。ぜひ正しいプレスリリースをマスターしてほしい。

 

 

3 自社オウンドメディアへの情報ストック

特異性・社会性のある情報コンテンツを携えて、マスメディアに接触しつつ、同時並行して自社のサイト・ブログ等に情報をどんどんアップさせていこう。

ここに載せるべき情報は、あなたの会社・活動についての専門的な情報だ。

ある特定のジャンルにおける専門家を、マスメディアもネットユーザーも探し求めている。

専門的な情報をサイト上にストックさせていくことで、あなたの会社は

「この分野における、プロフェッショナルだ!」

と客観的に判断してもらえるようになる。

自社オウンドメディアに情報ストックさせる意味は、以下の2つある。

 

①マスメディア関係者向け

あなたがプレスリリースを出していくうちに、「取材するかどうか?」検討を始めるメディア関係者(記者ら)がいずれ現れる。

記者たちはその際に必ず、あなたのサイトを訪問し、「取材に値するかどうか?」を確認・吟味する。

その際に、あまりにお粗末な情報しかなかったら、その記者は取材の意欲を確実に失う。

逆に、専門的な情報がたくさん示されていれば、「ここはまさにプロだ、ぜひ取材をお願いしよう」と決断しやすくなる。

これだけにとどまらない。

サイト上に優れたコンテンツがあれば、Google等の検索エンジンで自然と上位表示されるようになる。

すると、プレスリリースをせずとも、検索エンジンで取材ネタ探しをしているメディア関係者から勝手に見つけてもらえるようになる。

この2つの意味で、ウェブサイト上に情報コンテンツをストックさせていくことは、極めて重要だ。

 

②ネットユーザー・見込み客向け

マスメディア関係者に限らず、今や誰しもが日常的に検索エンジンで自分の欲しい情報を探している。

そこで、ウェブ上に「役に立つ情報」をストックさせていくと、自社を必要とする見込みのお客様から、ダイレクトに見つけていただけるようになる。

私の例を挙げる。このブログはプレスリリースや広報に関する記事をご提供している。

現在、多数のキーワードにおいて、検索エンジン表示で1、2位を占めるようになった。

その結果、放ったらかしでも1か月で300件近いメールご登録をいただいている。

そして、広報の業界で知名度が上がり、全国から講演やセミナーのご依頼をいただくようになった。

そして、ネットユーザーは質の高い情報を見つけると、その情報をSNSなどで仲間や知り合いにシェアする行動を取ってくれる。

 

4 インフルエンサーとの直接コミュニケーション

オンライン上でいくら、ちまちま情報発信をしていっても、それだけで突き抜けた知名度を獲得していくことは難しい。

アナログだが、「人と直接会う」ことは避けて通れない。

世の中に影響力を持つインフルエンサーは、一度も会ったことのないような人物や会社を気軽に紹介してくれるほどお人好しではない。

ここで言うインフルエンサーは、次の2種類ある。

1、マスメディア関係者

2、ウェブ上での著名人

彼らは、自らの影響力の大きさを自覚している。

がゆえに、紹介する情報については慎重に吟味している。

もし、インチキな情報をたくさんの人に知らせたら、「自分自身の信頼性を損なう」という危機感を強く持っている。

だから、あなたはそんな彼らから「信頼できる」と認識してもらう必要がある。

あなたもご自身に置き換えて考えてほしい。

一度も会ったことのない人物を信用して、100万200万をポンと渡すだろうか?

「会ってきちんと話を聞いて、信用に値するか見極めよう」と考えるのが普通だ。

インフルエンサーのメディアで紹介される価値は、100万200万どころではない。

信頼を獲得するには、直接に会って話をする。これが最も確実なのだ。

 

5 まとめ

お伝えしたいのは、「コンテンツ・イズ・キング」。つまり、あなたの発信する情報コンテンツに価値を持たせることがまずもって大事だということ。

その上で、言いたい。

日本ではまだまだ新聞・テレビといったマスメディアが強い。

価値ある情報コンテンツを作り、マスメディアに流通させる。

そこから派生してウェブにも広めていく。

これが知名度を上げる王道だ。

だから、最低でもプレスリリースは必ずやること。

その上で、自社のウェブサイトに情報をコツコツストックしていく。検索エンジンにおける評価をチェックする。

そして必要に応じて、SNSをやればいい。

なお、特に個人で活動している方は、上記に加えて「書籍の商業出版」をぜひ実現させてほしい(自費出版ではない)。

自著のあるなしで、メディア関係者を含む世間からの見る目が劇的に変わる。

商業出版の実現に必要なのも、「価値ある情報コンテンツ」だ。

現代は、価値ある情報発信者になれば、知名度を上げていける。

あなたも、他にはない、あなたならではの価値ある情報を作り出そう。

そして多くの世の人々に届けていってほしい。

 

 

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