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記者が教える広報PRの方法

広報PR情報No.1サイト 元読売新聞記者 坂本宗之祐

人脈を広げるには?ゼロから起業した私の人脈の作り方


人脈を広げれば、今より大きな成功がつかめるのでは?と考える方は多いでしょう。

結局、世の中は人のつながりでできています。

豊かな人のつながりができれば、仕事はうまくいきますし、人生の幸福度が高まります。良いことづくめなのです。

私は新聞記者を11年務め、その後もメディアの仕事に携わっています。

メディアって結局は人と人とつなぐもので、たくさんの素敵な出会いに恵まれてきました。本当に感謝しかありません。

この記事では、私の実体験を紹介し、人脈作りを考える方のために参考にしていただけたらと思います。

 

人脈作りで大失敗した私の恥ずかしい過去

まず人脈のことで大前提として触れておきたいんですけど、

自分が得する人脈作りばかり考えていたら、100%失敗します。

相手に立場に立って考えればすぐわかることですが、自分のことばかり考えている人と付き合いたくないですよね?

私は、駆け出しの新聞記者時代にこの失敗を犯しました。

新聞記者は、ライバル新聞・テレビがまだ報じていない「特ダネ」を書きたいと考えています。

そのためには、警察の偉い人とか、役所の幹部とか、政治家から、レアな情報を得る必要があります。

私は、自分が手柄をあげることばかり考えていました。

それで、私は警察や役所の幹部らに「教えてください!(僕だけに…)」というアプローチを繰り返しました。

単なる「クレクレ君」だったのです。相手からしたら、本当にうっとうしいだけだったと思いますよ。

自分が得する事しか考えていませんでした。

時には、ケンカ腰で「情報だせ!」みたいな言い方をしていて、今考えれば本当に恥ずかしい・・・。

その結果、当然ですが取材先とは険悪になるし、レアな情報など得られるはずもなく、迷走を繰り返しました。

ですが、「このやり方じゃダメだ」と気づき、ある段階から「自分が得したい」というエゴを手放すようにしました。

相手の立場に立つように努め、相手を得させることを優先して思考・行動するようにガラッと変えました。

すると、すべてがうまく回り始めたのです。

 

・人脈は作ろうとしたら作れない法則
・自己利益を手放す!

人脈には2種類ある

サラリーマン記者から独立し、起業するに至ったのですが、駆け出しに学んだこの基本原則「相手の役に立つ」が、ずっと生きています。

それで、振り返ってみて人脈には2種類あります。

①メンターと教え子
②対等な仲間・友人

 

①メンターと教え子

新聞記者時代、私は20代〜30代前半で、取材する相手の多くは父親ほど年齢の離れた方々でした。

もちろん、新聞記者は相手に舐められたら終わりですし、仕事上の立場は原則的に対等です。

とはいえ、社会経験にも大きな差がありますし、相手は社会的地位も高い方です。

そういう方には、懐に飛び込むことで、かわいがっていただけるようになりました。

たくさんのことを教えていただき、「メンターと教え子」の関係に近いものがあったと思います。

信頼してレアな情報を教えてくださる方が増えたことで、新聞の1面トップの特ダネ記事を何度も書くことができました。

 

②対等な仲間・友人

こちらは、私が独立・起業してから広がった人脈です。

独立してから、私は記者時代の人脈に依存することは一切しない、と決めていました。

大人のビジネスの世界では、ほぼ「こいつは自分に役に立つだろうか?」という目で見られます。

だからこそ、自分が何者で、何を提供できる人なのか?を一瞬で伝えられるかが、シビアに問われます。

自分が相手の役に立つ特性を「15秒以内に伝えられるフレーズ」で表現する必要があります。

文字にするなら20文字程度以内です。

誰がどうなる?どんなメリット?を提供できるのか。

私の場合、「広報コンサル」と言っても多くの人はわからないんです。

だから、「マスコミ取材を受けるセミナーやコンサルをしています」と、メリットが明確な伝え方をしました。

自分のプロフェッショナルを確立し、自信や自負を持てるようになるほど、そういう人が周りに増えていきます。

対等で信頼し、リスペクトしあえる仲間・友人です。

そこにはベタベタ依存してくるようなクレクレ君は、一切存在しない世界です。

 

質の高い人脈を築く7つのステップ

それでは、私の経験から、質の高い人脈を築く7つのステップを紹介します。

人脈は、はっきり言って数ではなく「質」です。

名刺交換した数など、無意味です。

 

(1)自分が何者なのか?を明確にする

相手にアプローチする前に、まず自分が何者か?を自分の中で明らかにしておく必要があります。

新聞記者とは、公益性の高い記事を書くために取材をする存在、ということで相手にわかりやすいです。

しかし私は新聞記者を辞めて独立してから、「自分って何者なんだろう?」という部分ですごく迷走しました。

「私は、・・・・をしている者です」

という自己の立場・スタンスが明確になっていないと、相手は「???」ですし、無用な警戒も招いてしまいます。

会いに行く前に、自分の立場を明確にしておきましょう。

 

(2)会う理由・口実を作る

まだ面識がなく、しかも相手が地位の高い相手であれば、何の理由もなく会ってはくれません。

そこで、「私がその方に会わなければならない理由」を提示する必要があります。

あなたは、なぜその人と会いたいのか?意図を明確にしましょう。

それも、単なる自分のエゴだけではなく、社会的な使命感、責任感を感じさせたいです。

「私は、・・・という社会問題を解決したいと考えています。

・・・先生のご意見をお聞かせいただけないでしょうか?」

社会経験を重ねてきた方は、青雲の志を抱く人物を高く評価してくれます。

だから、目先の損得ではなく、「志を抱く若い人の力になりたい」ということで、意外と会ってくれることがよくあります。

たとえその人にまだ実績がなくても、汚れのない夢や希望を持つ若者に対して、リスペクトや憧れを抱いているのです。

 

(3)会ってから30秒〜1分に集中する

人間は、会って1分程度でその人物に対する第一印象を固めてしまいます。

その第一印象を、のちのち覆すには多大な労力と時間がかかります。

だから、良い第一印象を与えることは極めて重要です。

私は記者時代から、このことをかなり意識していました。

・相手の目を見て、笑顔であいさつする

・「あなたに会えてうれしい!」という気持ちを込める

・・・と極めてシンプル。

ですが、このファーストコンタクトは非常に奥深く、簡単ではないかもしれません。

初めて会う方には、「どんな方なんだろう?」というワクワクドキドキ感がいつもありました。

出会いを楽しみ、喜ぶ態度・雰囲気は相手に必ず伝わります。

 

(4)質問をして、相手に喋ってもらう

間違っても、一方的に自分から喋りまくらないこと。

「必要最小限の質問」だけをして、ひたすら相手に話をしていただくよう努めていました。

そのお話を遮ることなく、ひたすら聞きまくるのです。

意外と、「話を聞ける人」は世の中に少ないです。

誰もが、「自分の話を聞いてほしい!」と思っているんです。

だから、相手が話をしたいテーマについて質問し、その話をひたすら聞き続けていると、相手は非常に喜んでくださります。

「そうなんですね」「すごいですね」「それでどうなったんですか?」

などと相槌を打ちながら、身を乗り出して興味津々に話を聞きましょう。

 

(5)自己主張を慎む

会話は、相手中心に進めます。だから、自分の話と相手の話は、2:8、場合によっては1:9になる。

これくらいでいいんです。

自己主張はしない。たとえ、「違う」と思ったとしても、わざわざその場で反論するのは愚かな行為です。

人脈作りの場面に限らず、議論することは、本当に無意味だと思っています。

相手を議論で打ち負かしても、その場の爽快感だけで、何も得られるものはありません。相手にも嫌われて終わりです。

 

(6)相手への貢献、貢献、貢献!

最初にも触れましたが、人間は自分のことしか考えていない人間は嫌いです。

しかし、こちらのことを思ってくれる人は、大好きになります。

だから、人と良い関係を築きたかったら、見返りを考えずにひたすら貢献することだけを考えます。

私は駆け出しの記者の時、「何も相手に与えられるものがない…」と思いました。

ですが、「今の自分が与えられるものを与えるようにしよう」と考えたのです。

一番最初は、それこそ笑顔=スマイル0円ですよ(笑)

笑顔でも、向けてもらった相手はうれしいんです。

それから、ちょっとしたことでも提供できる情報があれば、お伝えする。

あるいは、紹介することでお互いメリットがありそうな人がいたら、紹介差し上げる。

どこか出張に行ったら、お土産を持参する。

お会いして話している間も、ポケットからキャラメルを取り出し、「1ついかがですか?」とおすすめする。

何でもいいから、とにかくギブに徹するのです。

・笑顔、愛嬌
・情報提供
・人の紹介
・お土産
・キャラメル

どんな人でも、他者に与えられるものは、無限にあります。

与え続けていると、やがて期せずして見返りがやってきます。

新聞記者だったら、欲しいのは情報ですから、質の高い情報がどんどん入ってくるようになります。

 

(7)接触頻度を高める

人との信頼関係、親密度を高めていくには、接触する頻度がとても大切です。

人間関係の大原則として、人は会う回数の多い相手ほど、「親しみ」を感じるようにできています。

だから、特に親しくなりたい相手には、出来るだけひんぱんに会いにいくように努めました。

それも、まだそれほど親しくないときは、「遊びに来ました〜」というわけにはいきません。

だから、上記(2)会う理由・口実を作る、で説明したように、口実をきちんと用意するのです。

人間同士は、お会いするのが一番です。

しかし、それができない場面も多いですよね。

直接お会いすることの次に良いのが「電話」。

相手の声を聞くだけも、親密さを感じてもらえます。

それも難しいのなら、メールやLINEでもいいですね。

相手への気遣いや気持ちのこもった言葉であれば、たとえメールであってもきちんと伝わります。

・直接会う
・電話で話す
・メール(LINE)する

 

ビジネス交流会はほぼ無意味!

ビジネスの交流会って、各地で頻繁に行われています。

私も、起業してからこういうビジネス交流会に行ったりしてみましたが、ほとんど意味がなかった気がします。

もちろん、中にも面白い方と出会えたこともありましたが、そういうケースは稀です。

なぜなら、そうした交流会にやってくるのは、基本的には売り込みたい人ばかりいるからです。

名刺交換しただけでは、人脈とは到底言えません!

ひたすら名刺を配って人脈を広げよう!というのは無意味です。

人脈は、数ではなく、質です。

 

高級、豪華な場所に身を置く

もしあなたが、質の高い人脈を広げていきたい、と考えるのでしたら、オススメな方法があります。

それは、「質の高い空間に自分の身を置く」ということです。

私は駆け出しの記者時代、20代そこそこで社会的地位の高い人と会うようになりました。

すると、市長とか大臣とか、警察署長とか、えらい人の部屋に入ると非常に気後れを感じました。

早い話、場の雰囲気にビビっちゃうわけですよ。

だって、そういう場所に身を置いたことがないので、当然なんです。

そこで、自分で意識して、社会的地位の高い人がいる場に慣れるように努めました。

電車だったらグリーン車に乗る、高級ホテルのラウンジでお茶を飲む、泊まれる時は泊まってみる。

学生時代はブルジョワ行為だとばかにしていました。

無人駅とか河原で野宿するなど、貧乏旅行が板についていましたから。

ですけど、質の高い人脈は普通、無人駅で野宿はしていないでしょう(笑)

そういう人と対等に付き合いたいと思ったら、彼らがいる場の雰囲気に自分を慣れさせるべきなのです。

 

人脈づくりに役立つツール

人脈作りは上記の通り、数ではなく質です。だから、ツールってあまり意味ない気がします。

とはいえ、今はウェブに便利なツールがいくつもあります。それらを通じて繋がることで、接触頻度を高めることができます。

私が使っているのは、以下の3つです。

 

Facebook

私はそんなに活用していませんが、たくさんの知り合いとゆるくつながり、近況を知らせ合うことができます。

フェイスブックのおかげで、昔の知り合いと再度つながることができた!というケースはとても多く、その点、感謝しています。

 

ブログ

自分のブログは、「役立つ人」と思ってもらえるのに最適なツールです。

しかも、検索エンジンで上位表示されることで、自分を必要とする人が勝手に見つけてくれます。

私のこのブログをきっかけに、たくさんの人脈が広がっています。

「与える人が好かれる法則」の通り、ブログから情報をどんどん出せば、読者様に好感を持っていただけるようになります。

 

エイト(名刺管理)

これもフル活用しているわけではありませんが、名刺を管理するツールとしては助かっています。

紙の名刺を管理するのは大変ですが、スマホで撮影するだけで、名刺情報を読み取って、デジタルデータとして保存してくれます。

あの人の連絡先どこだっけ?という時に、すぐ調べ調べられるのは便利です。

Eight 名刺でつながる、ビジネスのためのSNS

 

まとめ

人脈は、作ろうとしてできるものではありません。

「人脈を作ろう」という発想って、結局は自分が得する視点でしかない。

でも、そういう人は誰も自分の人脈にしたいとは思わないからです。

人脈を作りたいと思ったら、遠回りに感じるかもしれませんが、相手に貢献することを真剣に考えるべきでしょう。

人の輪は、他者に貢献する人の周りに、自然と形成されていきます。

人脈は、作るのではなく、できるもの、だと感じています。

あなたが正しい志を持って、自分の仕事に邁進していけば、必要な人脈は自然とできていきますよ。

 

 

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