記者が教える広報PRの方法

広報PR情報No.1サイト 元読売新聞記者 坂本宗之祐

【事例】サロンがマスコミ取材を受けるパターン


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坂本宗之祐です。今回は、サロン系の方がマスコミ取材を受ける話をしますね。

サロン系でも、意図的にテレビや新聞で取り上げていただいた事例が数多くあります。

その1:美容室系

まず、美容室の話をします。

1つの方法は、人が集まるイベントを企画するものです。

それも、地域や地元商店街に寄与するようなイベントが望ましいです。

マスコミの記者は、人がにぎわい、地域が活気づく様子にひかれます。

また、社会貢献性のある取り組みをする方法もあります。

以前、8月にセミナーをした際、懇親会で美容師の方とお話ししていた時のことです。

僕はその方に、「もうすぐお盆なので、『お盆を前に散髪』という趣旨で、施設のお年寄りにカットのご奉仕をしてはいかがですか?」とアドバイスしました。

お盆は今だに、多くの日本人にとって一大イベントです。身を整えて、ご先祖さまをお迎えしてもらうボランティアは意義がある、と考えたのです。

その方は、素直にアドバイスを実行し、なんとセミナーの翌々日に地元民放テレビの取材が決まってしまいました。

これは、季節性を取り込むことと、社会貢献的な要素の合わせ技で成功したパターンです。

 

その2:健康・美容系

次に、サロンの中でも健康美容系についてです。

美容健康系は、ヘアサロンの美容室系よりも少しハードルが上がります。

理美容師は、国家資格を必要とする、世間的にもそれなりに認知された職種です。

しかし、多くの美容健康系は、明確な国家資格がまだなく、やっている方々は玉石混交です。

中には悪質な業者がいることもあり、世間的にもマスコミ的にも、入り口で少し警戒されます。

そこを乗り越えないといけません。

いくら「私の技術は本物です!」と声高に叫んだって、それだけで信用されるほど甘くありません。

ではどうするか?

ともかく、あなたの仕事に対する信頼性と説得力を高めないといけません。

あなたの仕事に対する説得力と、共感性を高めるのに良い方法がひとつあります。

それが、あなたの「ストーリーを語る」という方法です。

・なぜ、その仕事をするに至ったのか?(過去)

・どんな人を、どう救いたいのか?(未来)

ほとんどの人が、「うちはすごいです!」と、現在の「点」だけで語ります。

そうでなく、過去から現在、そして未来へと、一本の「線」をつむいでいくのです。

すると、点は線になり、より立体的にあなたの活動が浮かび上がり、訴求力が大幅にアップします。

なので、健康美容系の方は、一般的には、

・技術よりも「人」を前面に出す

ことで、新聞やテレビは取材しやすくなります。

坂本から学び、取材を受けたサロン系の方の多くは、こうしたアプローチで成功
されています。

新聞は特に、どの新聞にも「人物紹介」コーナーが必ずあります。そこを狙うのです。

こうして記事に載ったサロン経営者の方のお一人は

「載った日から電話が鳴りっぱなしでした」

とおっしゃっています。

ただ、雑誌は話が別です。雑誌の読者は、すぐ使えるノウハウを求めています。

なので、雑誌の場合は、読者が読むだけで実行できるようなノウハウで、目新しさのあるものでないとなかなか採用されません。

逆に言えば、今までにない独自のコンセプトや、効果的なノウハウ、メソッドがある方は、雑誌にチャレンジすべきですね。

最近、あるクライアントさんは、雑誌の編集者にある商品を持ち込み、編集者さんに高く評価いただきました。

月刊誌なので、掲載は年末になりそうです。

有名雑誌から、広告の営業を受けるサロンは多いです。しかし、

・何十万も払って載る広告

には、ほとんど費用に見合うだけのブランディング価値はありません。なぜなら、お金さえ払えば誰でも出られるから。

しかも、お金を払って載る人になると、メディアの人から「この人はお金で載る人」 と認識され・・・

取材がいっそう遠ざかりますので、そこは要注意です。

本物を目指すなら、あなたのサロンは取材を受けて、掲載されるべきなのです。

こちらもお役立てくださいね。
 
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