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記者が教える広報PRの方法

広報PR情報No.1サイト 元読売新聞記者 坂本宗之祐

情報発信力が低い7つの理由と、発信力を高める7つの方法


今まさに情報の時代です。情報を制する者が世界を制します。

情報発信力があれば、ファンが増え、経済的メリットも得られます。全てがうまくいきます。

でも、「情報発信力は大事だ!」と分かってはいても、どこからどう手をつけたらいいのかわからないですよね。

そこで、読売新聞やYahoo!ニュースで記事を書き、書籍も商業出版。ブログやメルマガで発信し続ける私が、情報発信力をつける方法をお伝えします。

この記事を読めば、情報発信力を爆上げしていける道筋がわかるはずです。

情報発信力とは「人に貢献できる力」

情報発信力は、決して「自分が言いたいことを他人に信じ込ませる力」ではありません!

「人を思い通りに動かす力」?それも少し違う。

一言で言えば、「他人に貢献できる力」です!

人に貢献できる、だから「この人の話を聞きたい!」という人がたくさん増える。

つまり、ファンがたくさんできていきます。

ファンは「良い情報をありがとう!」と感謝の念を発信者に抱きます。

だから、「返報性の法則」が働き、貢献し返してくれます。

 

情報発信は、あなたと他者とのマッチング

マッチングです。

・あなたができること
・世の中が求めていること

この両者が重なる部分が、発信すべき情報なんです。

ここの見極めがバッチリできる人こそ、「情報発信力がある」。

情報発信力の本質って、ここだと思いますよ。

この重なる部分にフォーカスして発信するから、受け手にどんどん刺さる。

はたから見ている人は、「すげー、この人の発信する情報はどんどん刺さってる!」と感じる。

でもそれは、「相手が喜ぶ情報はなんだろうか?」というところから計算して、発信内容をデザインしているからです。

 

文章が書ける=情報発信力、ではない

私はもともと新聞記者でした。だから文章は書けたんですよ。

ですけど、2010年に独立した途端、「自分には情報発信力が全然ない」ということをまざまざと痛感しました。

ブログを書いても、1日5PVとかしか読まれない。

それはショックでしたよ(笑)

原因は明らかで、「自分が書きたいことを書いていた」から。

他者への貢献の視点がなかったんです。

新聞記者って、「自分が書きたいことを書く」という視点が強いです。

世のニーズから逆算して記事を書く、という感覚がないんです。

 

情報発信力が低い理由7つ

こういう経験もあり、「単に文章を書けるだけじゃダメなんだな」と気づくようになりました。

どん底から学んで来ましたので、「情報発信力がない」と悩む方の原因は歩い程度わかっています。

 

①他人への関心が低い

かつての自分がそうだったように、「他人に貢献する」気持ちがない。

「私を見て見て!」という視点が強い人は、かなり厳しいですね。

そんな情報発信は、誰にも読まれません。

 

②恥ずかしい

日本人は慎ましい方が多いです。

かつて松尾芭蕉は「言ひおほせて何かある」(物事を言いつくして何が残ろうか)と言いました。

「皆まで言うな」と言う言い回しもあります。

日本人は「言葉にして語り尽くすのを恥ずかしい」と考える傾向が強いですね。

そのお気持ち、すごくわかります。だから、僕もブログ等で発信するのは恥ずかしかったです。

しかし、現代は「発信しないなら、存在しないのと同じ」時代です。恥ずかしいとか言ってられない。

 

③知識がない

情報発信は基本、人の役に立つ情報を出す必要があります。

人が知らないことを教えてあげられるから、貢献できるわけです。

ですけど、そもそもの話、教えられる知識がなければ、貢献のしようがありません。

だから、最低限の勉強は必要ですよね。

 

④経験がない

上記「知識」は最低限に知っておくこととして、これからは単なる知識があるだけじゃ厳しいでしょう。

価値ある情報は、「人の体験を伴う情報」です。

こたつに座ったまま、ネットで検索した情報をかき集めて書くブログ記事を「コタツ記事」と言います。

少し前ならそれでも価値創造になったのかもしれません。

しかし、ネットユーザーはもはや実体験の伴わない単なる情報を「薄っぺらい」と見抜くようになっています。

体験のない情報では、他者貢献が難しくなりつつあります。

 

⑤語彙(ごい)・ボキャブラリーが乏しい

知識も経験もある。

しかし、いざ文章にしようとすると、「言葉が出てこない!」という方がけっこういます。

私も新聞記者になりたての頃、このもどかしい思いを骨の髄まで味わいました。

取材して情報を得て、現場にも行って体験した。さあ原稿を書くぞ!となったは良いものの・・・

「こういうことを表現したいのに、言葉が出てこないよー!!」

というもどかしさで、悶絶を繰り返した記憶があります。

それは、そもそもの言葉のボキャブラリーが貧困だったからです。

 

⑥何も考えていない

やっぱり「思考する」ことなしには、情報発信は成り立ちません。

いくら知識経験を重ねてきても、豊富なボキャブラリーがあっても、しっかり考えていない人は、価値を作り出せません。

思考するということは、情報を加工して価値を生み出す行為です。

日本という国は加工することで価値を生み出してきました。鉄鉱石を輸入して、加工して鉄鋼にして、造船や車を作った。そこで価値を生み出した。

鉄鉱石を輸入して、鉄鉱石のまんまだったら、何の価値もないですよ。

そもそも考えない人は、「他者への貢献」を考えていないですね。ここを考え抜かないと無理です。

 

⑦アウトプットしない

「ノウハウコレクター」、つまりインプットするだけで満足して、成果を出せない人って多いですよね。

私たちの生きている世界って、行動することなしには、何も変化を起こすことはできません。

どんなに素晴らしいアイデアがあったって、それをアウトプットしないと、「価値ゼロ」なんです。

 

情報発信力を高める7つの方法

①他者に関心を向ける

情報発信の大前提。それは「ニーズのない情報には誰も振り向かない」です。

この事実を直視しましょう。

たくさんの人に興味関心を向けてもらうには、ニーズのある情報を発信する必要があります。

だから、「人々はどんな欲求や願望を持っているんだろう?」ということと真摯に向き合うことが第一歩となります。

ニーズを知る方法としては、一つは「検索ボリューム」です。検索エンジンでは、どんなキーワードがどれだけ検索されているか?を数字で把握します。

Googleキーワードプランナー(有料)のほか、アラマキジャケという無料で使えるツールもあります。

このほか、今すでに人気を集めている情報発信者が出している情報が何か?を観察することも良いでしょう。

そして、なぜ彼らのコンテンツが支持を集めているのか?自分なりに分析してみましょう。

 

②プライドを捨てる

情報発信の大敵は、ムダな自意識です。

「こんなこと言ったら笑われるんじゃないか?」「自分の意見や考えを表に出すのは恥ずかしい」など。

一見、慎ましやかな態度に見えますが、本質は変化を恐れているだけ。

ちっちゃな現状に安住し、自分の身を守りたいだけなんですよね。

プライドを捨ててください。プライドを捨てられると、本当に楽になりますよ。

それと、「情報発信にはリスクがある」と思い込んでいる方がいます。

しかし、はっきり言ってリスクは限りなく低いです。何も怖いことなど起きません。

ローリスク・ハイリターンな投資的行動が、情報発信なのです。

 

③知識をインプットする

上記の通り、情報発信力とは他者への貢献力です。

だから、学んで知識を日々習得していくことは不可欠です。

インフルエンサーのウェブ発信や書籍を読み込んだり、有益なセミナーに参加したりして、貪欲に知識をインプットしていきましょう。

「他者に貢献したい」という気持ちが高まれば、知識をインプットすることが楽しくなります。

「あの人に喜んでもらえたらいいな」というマインド。

将来的に「感謝」が帰ってくることが予期できるので、学ぶことによりいっそう意欲が湧きます。

 

④経験しまくる

オフィスや家の中にこもりきりで、外に出ない人が増えていますよね。

「ネットでなんでも情報入るじゃん」というわけです。

しかし現状、ウェブのテキストや二次元の動画から得られる情報は、現実のごくごく一部に過ぎません!

だから、外に出て、自らの五感を使ってフルに体感することをおすすめします。

私は文章は、体を使って書くものだと考えています。

人が体験した文章にこそ、他者を動かす力が宿ります。

身体性のない文章は、もはやあまり価値がないんです。

ウェブでなんでも知ったつもりになっている人が増えているので、逆に現場に出る人には大いにチャンスがあります。

朝や夕方に散歩する。空の色の変化を味わう。自然の香りを感じる。こういうことも大事。

これからは「感性」が問われる時代です。だから、現場に出て体験して、感性を磨いてください。

 

⑤語彙(ごい)をストックする

③の知識をインプットする過程で、たくさんの文章に振れるはずです。

すると、「この言葉どういう意味だろう?」という言葉や言い回しに出会うはずです。

その場合、私の場合、必ずウェブ検索して辞書を見て確認します。

あるいは「だいたい意味わかるけど大丈夫かな?」と少しでも疑問に思った時も、その言葉も検索して辞書を見ます。

地道〜ですが、こういう積み重ねでボキャブラリーを増やしていくのです。

できれば、こうした「語彙メモ」をスマホやパソコンのメモ帳に作って、どんどんストックしておくといいですね。

そして、新しく覚えた言葉を実際に使ってみると、その言葉が自分のものになります。

 

⑥思考を習慣にする

情報発信力のある人は、一般人と比べて圧倒的に「思考」をしています。

四六時中、「情報をアウトプットする」ことを前提に過ごしているので、考えに考えているのです。

特に言葉に敏感で、街に出かけてもカンバンのキャッチコピーなどを見ながら、学習します。

人々の表情や雰囲気、仕草などを観察し、自分の情報発信のネタになるものを探しています。

 

⑦ひたすらアウトプット

⑥で考えを深めよう、と言いましたが、いきなりそう言われても難しいですよね。

その解決策が、「アウトプット」です。

とにかく、外部に情報を発信してみる。

ブログでもツイッターでも何でも良いので、毎日のように発信することです。

すると、「ネタ」を次々と考え出し必要性に迫られます。

だから、アウトプットと思考の深まりは、対の関係になります。

考えるほど、アウトプットできるようになりますし、

アウトプットできるほど、考えが深まっていきます。

最初から、最高に質の高いアウトプットはできません。だから、無理なく今できることでいいのです。

高い情報発信力を持つ人も、最初からすごいアウトプットができたわけではありません。

彼らは例外なく、「数稽古」をこなしています。最初はダメダメでも、数をこなすことで、思考を深め、どんどん質を高めていったのです。

だから、初心者ほどまずはアウトプットの数を増やすべきですね。

 

情報発信の手段

サイト(ブログ)

 

SNS(ツイッター、Facebook等)

 

動画(YouTube)

 

マスメディア(新聞テレビ)

 

書籍出版

 

地方のための情報発信力

情報発信力に課題を感じているのは、起業家や企業に限りません。

地方自治体や、地方の団体様から情報発信のご相談を受けることがあります。

必要なのは、個人やビジネスの情報発信と、基本的に同じです。

「他者に貢献できるかどうか?」です。

なのに、地方が発信したがる情報の多くが、判で押したように

「おらが町の観光地を見て」「B級グルメを食べて」

といったケースばかりです。

つまり、「自分が宣伝したいことを人々に信じ込ませたい」という発想です。

これでは自己都合にしか過ぎず、相手に対するメリットが不明確ですよね。

自然やグルメという観点で発信すると、日本国内はおろか、全世界がライバルになります。

その結果、誰の印象にも残らず、埋没してしまうのがオチです。

往往にして、地方の人たちが自慢したい素材と、外部の人たちが求める素材には乖離があります。

世の中の人々が欲していること、あるいは困っていること、悩んでいること

それらに対して、あなたの地域がどんな形で、どのように貢献できるんでしょうか?

そこをしっかり掘り下げるべきです。

私は、新聞記者時代から全国の地方を取材してきました。

間違いなく、これから東京よりも地方の方に大きな可能性がありますよ。

 

情報発信力は、質と量で決まる!

いかがでしたか?ぜひ質の高い情報発信力をつけてくださいね。

そして情報発信には、「質」に加え、量も大事です。例えば

①貢献度10の発信を月1回

②貢献度1の発信を毎日(月30)

①は「10」ですが、②は「30」になります。

実際は、継続的な発信はかけ算になります。だから10:30以上に、はるかに差がつきます。

ですので、情報発信力は2つの観点で高めていけます。

1 情報の質を高める

2 発信頻度を高める

発信の頻度を高めるのは、しんどい時もあるでしょう。しかし、質を高めるのに数は避けて通れない道です。

あなたの情報を喜んでくれる方の顔を思い浮かべ、楽しみながら情報発信力を鍛えてくださいね。

 

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