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記者が教える広報PRの方法

広報PR情報No.1サイト 元読売新聞記者 坂本宗之祐

陸上自衛隊・中部方面総監部で、広報担当の幹部自衛官70人の皆様にSNS運営の重要ポイントについて講演しました


東海・北陸・近畿・中国・四国地区2府19県(全国面積の約30%)を担当する陸上自衛隊・中部方面総監部にて2023年3月、広報業務を担当する幹部自衛官の皆様約70人に講演しました。

皆様から熱意あふれるご質問を多数いただき、私も大変刺激をいただきました!

講演では、以下のようなお話をしました。

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情報発信において、基本的な考え方は「相手が求めている情報を相手目線で届けること」です。

ありがちな失敗は、自分が届けたい情報を自分目線で届けることです。

そこで、情報発信者はいかに「受け手の目線に立てるか?」が問われます。

SNSを利用するためには、まず目的を明確にする必要があります。

誰に、何の目的で、何を知ってほしいのかを考えることで、どのSNSを使い、どのような内容を投稿すればよいのかが見えてくるでしょう。

また、SNSを利用する人たちのニーズには、役に立つ情報、ひまつぶし、災害関連の情報があります。

これらのニーズに応える情報を発信する、という視点を持つことが重要です。

SNSごとに特性があります。Twitterは短文で情報を伝えることができ、Instagramは写真や動画を通じて情報を発信することができます。

Facebookは友人や知人とのつながりを深めるために利用され、YouTubeは動画を通じて情報を発信することができます。

TikTokは若い世代を中心に人気があり、短い動画を通じてエンタメ情報を発信することができます。

人は役に立つ情報や楽しい情報、信頼できる情報を求めます。

そのため、フォロワーを増やすためには、知られざる情報や親しみやすい人柄を見せること、仕事への信念や哲学を語ることが有効です。

組織や業界内では常識であっても、世間では非常識な情報を発信することで、人々の注目を集めることができます。

また、パーソナルな情報や日常の出来事を共有することで、親近感を生み出し、信頼を得ることもできるでしょう。

仕事に対する情熱や誇りを語ることで、人々に感動を与えることができます。

以上のように、SNSを活用する上での情報発信の基本を念頭に置いた上で、フォロワーを増やすための日々の投稿を考えてみることが大切です。

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