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記者が教える広報PRの方法

広報PR情報No.1サイト 元読売新聞記者 坂本宗之祐

メディア露出の意味とは?驚きの効果メリット6つとビジネスに活かす3大戦略【2事例も紹介】


メディア露出の意味とは?

メディア露出とは、テレビ新聞などの大手メディアで、自社や自社の製品等が取り上げられることです。

「メディアに出る」「メディア紹介される」「メディア掲載」と同じ意味です。

メディア露出することは、ビジネスに大きなインパクトをもたらします。

多くの人の目に触れて、知名度・認知度が上がるのはもちろん、

「メディアが取り上げるほど、すごい会社(商品・サービス)なんだ」

と、世間から見られるようになるからです。

私の受講生、クライアントでも、メディア露出によって

「手のひらを返したように周りの反応が変わりました!」

というケースは枚挙にいとまがありません。

短期間で急成長していく企業は、ほぼ例外なくメディア露出をうまく活用しています。

だから最近は、意図的にメディアに露出することを目指し、広報PR活動に力を入れる企業が増えています。

私は読売新聞記者として10年以上、全国の企業団体を取材。その後メディアコンサルタントとして全国の企業や自治体のメディア露出をサポートする活動をしています。

この記事では私自身の経験を通じ、メディア露出のメリットとその方法をお伝えします。また実際にメディア露出に成功した事例も紹介します。

 

※この記事は2018年6月28日に公開しましたが、2024年9月25日にリライトして再度公開しました

メディア露出とは?その種類

広い意味で「メディアに露出する」という観点は、以下の2つに分けられます。

(※ここでは「マスメディア」露出を指し、いわゆる「ソーシャルメディア」は除外します)

 

①広告・CM

新聞や雑誌を見ればわかるように、純粋な記事の他に「広告」があります。テレビならCM。

広告・CMは言うまでもなく、お金さえ払えば基本的に「露出」は可能となります。

しかも、その内容は一言一句、こちらの好きな表現で一方的に決めることができます。

ただ、広告・CMは記事や番組そのものよりも信頼性が低いです。これがデメリットです。

あなたも読者や視聴者としてメディアで広告・CMを見たら「宣伝だな」と感じて警戒し、情報を真に受けることはないはずです。

 

②広報・PR

この記事で最もお伝えしたいメディア露出の王道が、この広報PRです。

これは、記事や番組といったメディアのコンテンツとして、読者・視聴者に情報を届けられます。

この広報PRの基本的な方法は、プレスリリースです。

プレスリリースをみた記者が取材にやって来て、記事や番組にする、というのがオーソドックスな流れです。

あるいは、大きな企業・組織になれば、記者会見を開くことで、メディア露出することもあります。

広報PRからのメディア露出は、コストがかかりません。つまり、メディアに対する金銭のお支払いは必要ありません。

その上、読者・視聴者からは、広告CMよりもはるかに信用して情報を受け取ってもらえます。

このように、メリットの大きい広報PRによるメディア露出ですが、1点デメリットがあります。

それは、記事や番組の内容については、取材を受ける側はコントロールできない、という点です。

つまり、「編集権」は、メディア側にあるわけですね。ここが広告との大きな違いです。

 

広告と広報(=取材で掲載)の違いについては、こちらの図で説明しています。

 

なお、この記事では「広報PRによるメディア露出」に絞って話を進めていきます。

 

広報PRによるメディア露出6つのメリット

では、広告ではない広報PRによるメディア露出を果たすと、どんなメリットが得られるのでしょうか?以下に紹介していきます。

 

ⅰ 信頼度、認知度は5倍〜数十倍高まる

 ケースにより変動しますが、信頼度と認知度が劇的にアップします。

 

ⅱ 売上が倍増する

 短期的には注文10倍になったケースも全く珍しくありません。

 

ⅲ 既存顧客のロイヤリティが大幅に高まる

 「あなたのお客で誇らしい!」と、今のお客様に非常に喜んでいただけます。

 

ⅳ 新たなビジネスの展望が開ける


 取引の依頼、販路拡大、出版の依頼、コラボなど。

 

ⅴ 別のメディアから取材が来る

 メディア露出が別のメディアを呼ぶ連鎖が起きます。

 

ⅵ ブランド価値が高まり、ライバルに差をつけられる

 同業のライバルより、「一段も二段も上の存在」とまわりから認識されます。

 

 

意図してメディア露出する「広報・PR」とは?

上記の通り、広報PRによるメディア露出には、数え切れないメリットがあります。

広告とは違い、読者や視聴者は記事や番組を「客観的な情報」として受け取ってくれます。

だから、高い信頼感を与えることができ、広告による露出よりもはるかに高い効果を得られます。

ですので、「テレビ新聞雑誌に取り上げてもらおう!」と、広報PRに力を入れる企業や専門家が増えてきました。

大きな企業では広報部があります。規模の小さい会社でも広報の担当者を決めて、

・プレスリリースの執筆
・メディア関係者への接触

等々に勤しんでいます。

広報PRは、莫大な広告宣伝費を持たない小企業ほどやるべきなのですが、実際は上手に活用できているところは少数です。

ちなみに、PRとは「パブリック・リレーションズ」の略で、日本語にすると「広報」となります。

 

メディア露出に失敗する企業が多い理由

メディア露出の大きなメリットはお分かりいただけたかと思います。

しかし現実は、多くの会社や専門家がメディア露出に失敗しているのが現実です。

それは、ほとんどの方が正しい広報PRを理解していないのが原因です。

原因はいくつかあります。ここでは3つ紹介します。

 

(1)プレスリリースのスキル・ノウハウ不足

プレスリリースは、宣伝チラシではありません。そのことを理解せず、ひたすら自社の宣伝したいことを書き連ねているものが大半です。

マスメディアは特定企業の「宣伝」をそのまま記事にすることはありません。

 

(2)ニュース価値の基準が分かっていない

ほとんどの方は、マスメディアが取り上げるニュース価値の基準がわかりません。

このため、ニュース価値のない宣伝ばかり発信する一方で、

潜在的にニュース価値がある素材を「こんなものは価値がない」と自己判断し、埋もれさせているケースが非常に多いです。

 

(3)メディアの人と信頼関係がない

メディア露出できない原因として、実はこの「信頼関係の欠如」が、かなり大きな要因の1つとなっています。

効率性だけを重視し、オンラインで情報発信することしか頭にない。プレスリリースを配信するだけ。そんな広報担当者がとても多いです。

9割の人が、メディアの人とコミュニケーションをとることを怠り、信頼関係を築けていません。

 

メディア露出を実現する3つの戦略

メディア露出を実現するには、いくつかのルートがあります。

①プレスリリース

これが最もオーソドックスなメディアに対する広報活動です。自社で何か新たな動きがあるたびに、メディアに対して逐次、報告するものです。

平たく言えば、ニュースのお知らせです。

プレスリリースの書き方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

プレスリリース書き方決定版!記者直伝、初心者向けテンプレート公開 – 記者が教える広報PRの方法マスコミ取材お願いする依頼文の書き方と例文。元読売新聞記者がプレスリリース徹底解説 

 

②企画書

ニュースのお知らせではなく、「おたくの雑誌(番組)で、このような企画はいかがでしょうか?」と具体的に持ちかける。これが企画書です。

企画書を書くには、メディア編集者としての視点が不可欠ですので、プレスリリースよりも難易度は高くなります。

 

③サイトへの検索エンジン対策

メディア関係者にとっても最近は、情報収拾の手段としてインターネットは不可欠になっています。

つまり、検索エンジンを用いて、ネタ探しをしているのです。

ということは、広報PRにおいても、これから「検索エンジン対策」は避けて通れません。

検索エンジンから見つけてもらうには、専門性が高く、良質なコンテンツを自社サイト上に蓄積させていく必要があります。

具体的なやり方は、この記事で解説しています。

検索上位になる方法。広告なしでビジネスが加速&安定する最強メソッド

 

 

メディアに取り上げられる方法・ルートについては、この記事ご覧ください。

メディアに取り上げられる2つの方法・2つのルート – 記者が教える広報PRの方法マスコミに取り上げてもらう3方法・2ルート。新聞テレビ雑誌から取材されるコツを元読売新聞記者が解説

 

 

意図的なメディア露出事例1

「読売新聞、毎日新聞、東京新聞、FM横浜、テレビ神奈川など延べ30社超のメディアで紹介されています」

(横浜市 講師業 H・Kさん)

これまで一度も自分からメディアに対しては行動したことはありませんでしたし、なによりそういう行動は苦手だった私。

ですが坂本さんのほんわかしたお優しい雰囲気、適切で分かりやすいご指導のおかげで、小さな質問でも度々お聞きすることができ、とても安心した気持ちでずっとやれています。

「プレスリリースは、真心を込めてお届けすればそのうちどなたかの目に必ず留まってくれる」

「新聞向け、雑誌向けというように、相手のメディアとしっかり向き合ったプレスリリースをつくる」

つまりプレスリリースは 「心や魂で訴えるもの」ということを坂本さんにしっかり教えていただきました。

「届けたい内容」を坂本さんの教えのもと、各社に届けたらまさにタイムリーに次々とご連絡がいただけるようになりました。

やはり自分が一番知っていただきたいこと、届けたいことがこうして明らかに反映されてくるのは本当に嬉しいですし、自信にも繋がります。

 

メインにしている高額講座を特に披露しなくても、売りやすくなり、あまり集客しなくても定期的にお申し込みが入るようになりました。

ザックリ言えばこの講座だけで3倍くらい売り上げがあがっています。

 

意図的なメディア露出事例2

「社運をかけた商品が日経MJ、東京新聞に載り、電話が鳴り止まなくなりました」

(東京都 女性向け商品販売 K・Tさん)

プレスリリースをして良かった。坂本さんにお世話になって正解でした。

私のしていることは今始まったばかりです。

でもプレスリリースをしたことで以前とは違う風景が見えています。

プレスリリースをお考えの方が同じ経験をされたら嬉しいです。

 

新聞に載った日、朝から電話が鳴りっぱなしだったそうです。

反響を頂けてはじめて新聞の影響力を知りました。

あまりにも電話が多くて、社員さんから悲鳴&苦情?が来ました。。。
他の仕事が手に付かなかったと。

掲載された月は、これまでの10倍売れました

在庫があれば20、30倍くらいいったかもしれません

 

あなたもメディア露出を実現させ、世の中に大きく羽ばたいていってください!

 

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