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記者が教える広報PRの方法

広報PR情報No.1サイト 元読売新聞記者 坂本宗之祐

メディア露出の効果を最大化する3大戦略と6メリット【2事例も紹介】


メディア露出がビジネスにもたらす大きな効果

メディア露出とは、テレビや新聞、雑誌などメジャーな媒体で取り上げられることです。

「もっと多くの人々に、自分たちのことを知ってもらいたい」
「『あなたはすごい人ですね』と、世間に認めてもらいたい」

メディア露出、つまりテレビや新聞で取り上げられることで、周りの人々のあなたを見る目が一変します。

「手のひらを返したように、尊敬され、大事にされるようになりました」

という話は枚挙にいとまがありません。

短期間で大きく成長した企業は、例外なくこのメディア露出をうまく活用しています。

自らメディアに売り込む人や会社とそれ以外とでは、メディア露出に10倍以上の差がつきます。

私は約13年、新聞記者・ウェブ記者として記事を書いてきました。

この記事では私自身の経験を通じ、記者の立場からメディア露出のメリットとその方法をお伝えします。

また実際にメディア露出に成功した事例も紹介します。

 

メディア露出とは?その種類

広い意味でメディアに出るという観点は、次の2つに分けられます。

(※ここでは「マスメディア」への露出を指し、いわゆる「ソーシャルメディア」は除外します)

 

①広告・CM

新聞や雑誌を見ればわかるように、純粋な記事の他に「広告」があります。テレビならCM。

広告・CMは言うまでもなく、お金さえ払えば基本的に「露出」は可能となります。

しかも、その内容は一言一句、こちらの好きな表現で一方的に決めることができます。

ただ、広告・CMは記事や番組そのものよりも信頼性が低いです。これがデメリットです。

このことは、あなたも読者や視聴者の立場になって見ればおわかりでしょう。

 

②広報・PR

この記事で最もお伝えしたいメディア露出の王道が、この広報PRです。

これは、記事や番組といったメディア内の主要コンテンツとして、読者・視聴者の目に触れます。

この広報PRの基本的な方法としては、プレスリリースが挙げられます。あるいは、大きな企業・組織になれば、記者会見を開くこともあります。

とてもメリットの大きい広報PRによるメディア露出ですが、1点だけデメリットがあります。

それは、メディアの取り上げ方(記事や番組の内容)は、こちら側からはコントロールできないと言うこと。

編集権は、メディア側にあるわけですね。

 

広告と広報(=取材で掲載)の違いについては、こちらの図で説明しています。

 

なお、この記事では「広報PRによるメディア露出」に絞って話を進めていきます。

 

広報PRによるメディア露出6つのメリット

では、広告ではない広報PRによるメディア露出を果たすと、どんなメリットが得られるのでしょうか?以下に紹介していきます。

 

ⅰ 信頼度は2倍以上、認知度は5倍〜数十倍高まる

 ケースにより変動しますが、信頼度と認知度が劇的にアップします。

 

ⅱ 売上が倍増する

 短期的には注文10倍になったケースも全く珍しくありません。

 

ⅲ 既存顧客のロイヤリティが大幅に高まる

 「あなたのお客で誇らしい!」と、今のお客様に非常に喜んでいただけます。

 

ⅳ 新たなビジネスの展望が開ける


 取引の依頼、販路拡大、出版の依頼、コラボなど。

 

ⅴ 別のメディアから取材が来る

 メディア露出が別のメディアを呼ぶ連鎖が起きます。

 

ⅵ ブランド価値が高まり、ライバルに差をつけられる

 同業のライバルより、「一段も二段も上の存在」とまわりから認識されます。

 

 

意図してメディア露出する「広報・PR」とは?

上記の通り、広報PRによるメディア露出には、数え切れないメリットがあります。

広告とは違い、読者や視聴者は記事や番組を「客観的な情報」として受け取ってくれます。

だから、高い信頼感を与えることができ、広告による露出よりもはるかに高い効果を得られます。

ですので、「テレビ新聞雑誌に取り上げてもらおう!」と、広報PRに力を入れる企業や専門家は多数おられます。

大きな企業では広報部があります。規模の小さい会社でも広報の担当者を決めて、

・プレスリリースの執筆
・メディア関係者への接触

等々に勤しまれています。

広報PRは、莫大な広告費を持たない小企業ほどやるべきなのですが、実際は上手に活用できているところは少数です。

ちなみに、PRとは「パブリック・リレーションズ」の略で、日本語にすると「広報」となります。

 

メディア露出に失敗する企業が多い理由

メディア露出の大きなメリットはお分かりいただけたかと思います。

しかし現実は、多くの会社や専門家がメディア露出に失敗しているのが現実です。

それは、ほとんどの方が正しい広報PRを理解していないのが原因です。

原因はいくつかあります。ここでは3つ紹介します。

 

(1)プレスリリースのスキル・ノウハウ不足

プレスリリースは、宣伝チラシではありません。そのことを理解せず、ひたすら自社の宣伝したいことを書き連ねているものが大半です。

マスメディアは特定企業の「宣伝」をそのまま記事にすることはありません。

 

(2)ニュース価値の基準が分かっていない

ほとんどの方は、マスメディアが取り上げるニュース価値の基準がわかりません。

このため、せっかく優れた素材を持っているのに、「こんなものはつまらない」と自己判断して伏せているケースが非常に多いです。

 

(3)メディアの人と信頼関係がない

実はこの「信頼関係の欠如」が、かなり大きいです。

効率性だけを重視し、オンラインで情報発信することしか頭にない。

9割の人が、メディアの人と信頼関係を築くことを怠っています。

 

メディア露出を実現する3つの戦略

メディア露出を実現するには、いくつかのルートがあります。

①プレスリリース

これが最もオーソドックスなメディアに対する広報活動です。自社で何か新たな動きがあるたびに、メディアに対して逐次、報告するものです。

平たく言えば、ニュースのお知らせです。

プレスリリースの書き方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

プレスリリース書き方決定版!記者直伝、初心者向けテンプレート公開 – 記者が教える広報PRの方法プレスリリース書き方決定版!記者直伝、初心者向けテンプレート公開  

 

②企画書

ニュースのお知らせではなく、「おたくの雑誌(番組)で、このような企画はいかがでしょうか?」と具体的に持ちかける。これが企画書です。

企画書を書くには、メディア編集者としての視点が不可欠ですので、プレスリリースよりもやや高度になります。

 

③サイトへの検索エンジン対策

メディア関係者にとっても、最近は情報収拾の手段としてインターネットは不可欠になっています。

つまり、検索エンジンを用いて、ネタ探しをしているのです。

ということは、広報PRにおいても、これから「検索エンジン対策」は避けて通れません。

検索エンジンから見つけてもらうには、専門性が高く、良質なコンテンツを自社サイト上に蓄積させていく必要があります。

具体的なやり方は、この記事で解説しています。

(参考)検索上位になる方法。広告なしでビジネスが加速&安定する最強メソッド

 

 

メディアに取り上げられる方法・ルートについては、この記事ご覧ください。

メディアに取り上げられる2つの方法・2つのルート – 記者が教える広報PRの方法メディアに取り上げられる2つの方法・2つのルート

 

 

意図的なメディア露出事例1

「読売新聞、毎日新聞、東京新聞、FM横浜、テレビ神奈川など延べ30社超のメディアで紹介されています」

(横浜市 講師業 H・Kさん)

これまで一度も自分からメディアに対しては行動したことはありませんでしたし、なによりそういう行動は苦手だった私。

ですが坂本さんのほんわかしたお優しい雰囲気、適切で分かりやすいご指導のおかげで、小さな質問でも度々お聞きすることができ、とても安心した気持ちでずっとやれています。

「プレスリリースは、真心を込めてお届けすればそのうちどなたかの目に必ず留まってくれる」

「新聞向け、雑誌向けというように、相手のメディアとしっかり向き合ったプレスリリースをつくる」

つまりプレスリリースは 「心や魂で訴えるもの」ということを坂本さんにしっかり教えていただきました。

「届けたい内容」を坂本さんの教えのもと、各社に届けたらまさにタイムリーに次々とご連絡がいただけるようになりました。

やはり自分が一番知っていただきたいこと、届けたいことがこうして明らかに反映されてくるのは本当に嬉しいですし、自信にも繋がります。

 

メインにしている高額講座を特に披露しなくても、売りやすくなり、あまり集客しなくても定期的にお申し込みが入るようになりました。

ザックリ言えばこの講座だけで3倍くらい売り上げがあがっています。

 

意図的なメディア露出事例2

「社運をかけた商品が日経MJ、東京新聞に載り、電話が鳴り止まなくなりました」

(東京都 女性向け商品販売 K・Tさん)

プレスリリースをして良かった。坂本さんにお世話になって正解でした。

私のしていることは今始まったばかりです。

でもプレスリリースをしたことで以前とは違う風景が見えています。

プレスリリースをお考えの方が同じ経験をされたら嬉しいです。

 

新聞に載った日、朝から電話が鳴りっぱなしだったそうです。

反響を頂けてはじめて新聞の影響力を知りました。

あまりにも電話が多くて、社員さんから悲鳴&苦情?が来ました。。。
他の仕事が手に付かなかったと。

掲載された月は、これまでの10倍売れました

在庫があれば20、30倍くらいいったかもしれません

 

あなたもメディア露出を実現させ、世の中に大きく羽ばたいていってください!

 

 

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