プレスリリースのメール受付があるメディアおすすめ8選と、新聞テレビ等の窓口は?
もしかしたら、メールで送れるプレスリリース受付や窓口を探していませんか?
通常、プレスリリースは、各メディアサイトのフォームから営業してもほとんど読まれません!
これは私の記者経験から言っています。
最近、メールのプレスリリースが非常に増えています。
メールでそれらを受けるメディア編集部がどうなっているか?想像したことありますか?
編集部の受信メールボックスには、あざとい売り込みのプレスリリースメールが山のように殺到しています。
メディア側は、そうした売り込み宣伝は「ニュース価値がない」と認識しています。
では、
・プレスリリースを送る窓口や受付はどこが良いのか?
・どのメディアなら、メールでプレスリリースを受け付けてくれるのか?
この記事ではその件について説明していきます。
※この記事は2019年12月9日に公開しましたが、2023年7月24日にリライトして再度アップしました
目次
マスメディアのメール窓口の実態
さすがにネット時代ですから、マスメディア各社もメール受付窓口くらい設け、公開しています。
そこで、プレスリリース配信サービス事業者や、多くの企業の広報担当者たちは、そうしたメールアドレスを片っ端から収集します。
特にプレスリリース配信サービスによって、大量のプレスリリースが多くのメディアの編集部宛に一斉配信されています。
なので、公開されたアドレスには売り込み宣伝のプレスリリースメールが殺到しているのが実態です。
もしあなたが、新聞社やテレビ局の公開アドレスのメールボックスを見たらびっくりするでしょう。
数分でも目を離したスキに、社のメールボックスには数十件、数百件もの大量のメールが溜まっていますから。
記者たちは、メール件名だけ見れば「ネタにならない」とわかります。
だから、ほとんどは中身を開封すらされずにゴミ箱にまとめて捨てられまています。
記者個人のメールアドレスにも、売り込み宣伝のメールがたくさん来ます。
私も記者時代、多数のプレスリリースをメールで受け取ってきました。しかし、そのほとんどは単なる宣伝で、自分が書きたいネタではありませんでした。
各媒体ごとのプレスリリース窓口おすすめ
メールがダメなら、どこにどう送ったら良いのか?
それは、媒体ごとに受付が異なります。以下にその傾向を記します。
新聞社のおすすめ:郵送、ファクス
私は新聞記者を10年以上やりました。郵送で届く文書には比較的よく目を通しましたし、またファクスもよく使われています。
ファクスは、文字情報を即時に送れるメリットがあります。速報性を重視する報道機関は重宝しています。
ただ、白黒のモノクロですし、メディア側の紙を使用するので相手に負担をかけます。
文字で伝わる情報提供1、2枚ならファクスの許容範囲でしょう。
一方、郵送ならカラー写真も見てもらえますし、多少はページ枚数がかさんでも良いメリットはあります。
だから急ぎの情報でない限り、個人的には郵送で送るのがおすすめです。
(参考)プレスリリースのやり方・送り方!どんな方法で送り先はどこに出す?初心者向けに詳しく解説します
テレビのおすすめ:郵送
まず大前提として、テレビのプレスリリース受付は基本的に、「番組ごと」です。
「テレビ局」宛に郵送しても、部署や番組は多数あるため、プレスリリースは迷子になってしまい、ほぼ誰にも見られません。
ですので、プレスリリースを送付する際はきちんと番組を特定し、番組内コーナーまで特定して郵送しましょう。これが基本です。
特にテレビ関係者は、見た目のビジュアルを重視します。その点、郵送ならカラーの画像をしっかり見てもらうことができます。
ただ、テレビ局の中でも、ニュースを担当する報道記者は速報性を重視するため、ファクスでの受信も受けているところがまだ多いです。
(参考)
・テレビに取り上げてほしい!取材依頼してTVに取材に来てもらう方法
・NHKに取材依頼(プレスリリース送付、情報提供)する方法とその送付先
雑誌のおすすめ:郵送など(※雑誌ごとに異なる)
雑誌も、郵送を歓迎するところが多いです。
ただ、雑誌によっては「メールで送ってください」と指定してくるところもあります。その場合は、指示に従ってください。
雑誌社の所在地は、テレビ局・新聞社と同じように公開されています。
だから、それぞれの雑誌の編集部に郵送しやすいはずです。
雑誌も一番良いのは、誌面をリサーチし、あなたのネタにマッチしたコーナーを特定して送ることです。
雑誌社の編集部は、「広報・マスコミハンドブック」で分かります。
所在地や電話番号などが細かに載っていますので、1冊手に入れておきましょう。
ウェブニュースのおすすめ:メール
ウェブ上にたくさん存在するニュースサイトは、さすがにメールでのプレスリリースを積極的に受けています。
そもそもウェブニュース編集部は、テレビ新聞雑誌と異なり、所在地を明らかにしていないケースが多いです。だから、郵送したくても送り先がわからないことも多いです。
ウェブメディアは、メールでのプレスリリースを歓迎しています。
ウェブニュースがメールのプレスリリースを歓迎する理由
その理由として、以下のような理由があります。
1 ウェブの記事掲載スペースには限りがない
新聞やテレビ雑誌と違って、ネット空間には無限に情報を掲載できます。
だから、際限なくいくらでも情報を載せられるという理由があります。
2 少ない編集スタッフで運営している
ウェブメディアは基本、儲かりにくい構造になっています。
ですので、どうしても編集スタッフの数を絞らざるを得ません。
少ない人員で、効率的に情報を収集して記事を量産する手段として、自動で届くプレスリリースに依存せざるを得ない面があります。
3 PV獲得のために多数の情報掲載が必要
上記の通り、少ない人員で、大量の記事を生産する必要があります。
記者が外に出かけてじっくり取材する余裕はない中、社内にいたまま手っ取り早く記事を次々と制作するのに、プレスリリースはうってつけなのです。
記事の中には、プレスリリースをそのままコピペしたようなものも散見されます。
メールおすすめメディアのプレスリリース窓口8選
では、メールで送れるプレスリリース窓口を下記に紹介します。
・ITメディア
https://corp.itmedia.co.jp/media/pr/
・マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/top/notice/press.html
・Jキャストニュース
https://secure.j-cast.com/form/post.html
・流行&トレンドニュースサイト 【 ストレートプレス 】
https://straightpress.jp/press
・INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/common/contact.html
大阪拠点の老舗ニュースサイトです。スマートニュースなど各種ニュースアプリにも記事配信しており、影響力があります。
https://gigazine.net/news/contact3/
https://gigazine.net/news/contact4/
・日刊工業新聞
https://corp.nikkan.co.jp/p/company/press
※メールアドレス
press@rocketnews24.com
「設立2年以内」の会社限定のおすすめ受付
プレスリリースは、誰でも直接メディアに送れますが、一括して多数のメディアに届けることを代行する「プレスリリース配信サービス」があります。
個人的には、中小企業の場合はプレスリリース配信サービスを使っても、取材につながるケースが少ないため、あまり意味がないと感じています。
ただ、スタートアップ、つまり会社設立から間がない会社向けに、プレスリリースを無料で配信できるサービスがあります。
これなら、条件に合う方はやってみても良さそうです。無料なので基本リスクがないです。
会社設立2年以内の企業向けに、設立24ヶ月までは毎月1回無料でプレスリリースを配信できるというものです。
プレスリリースが読まれない究極の対処法は「電話」
プレスリリースは、郵送が基本おすすめです。
ただ、伝わり方という点で言えば、「電話」は非常に効果的です。
メディアに電話をかければ、プレスリリースをメールで送るより、何十倍も取材されやすいです。
ただ、電話はもろ刃の剣です。
メディアの人は忙しいですから、失礼な売り込み電話をすると、一発で嫌われます。
逆に好かれれば、取材される可能性は格段に高まります。
好かれるのも、嫌われるのも、効果がはっきり出やすいのが電話です。が、高度なコミュニケーション力が必要です。
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正しいプレスリリースのやり方は、この動画でも説明しています。超・有料級の内容です。
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ロジカルな文章、情緒的な文章(クロスメディア・パブリッシング)
(参考)プレスリリース大全!作成〜配信〜戦略まで全20記事まとめ
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