続きを読む

記者が教える広報PRの方法

広報PR情報No.1サイト 元読売新聞記者 坂本宗之祐

広報PRネタの作り方。全国ニュースを生み出す逆算発想のコツ


広報したいのに、「ネタがない…」と頭を抱える方が大勢います。

メディア側の視点から見れば、本当はいくらでもネタはあるんですよ。

なのに、当事者が「ない」と思い込み、諦めてしまう。

そんなケースがとても多いのは、本当にもったいないし、残念に感じています。

私は読売新聞記者11年で一面トップを始め多数の特ダネを書きました。

私があなたを取材すれば、必ず「ネタ」を見つける自信があります。

私の経験も踏まえ、メディアの記事になる広報のネタの出し方、作り方について、この記事で解説していきます。

広報ネタを見つける方法

簡単な話、メディアに取り上げられるネタを見つけたいなら、まずは各メディアに目を通します。

①新聞を見る

②テレビを見る

③雑誌を見る

④Yahoo!ニュースを見る

・・・これらをチェックして、どんな「記事」「番組」が出ているのか?調べます。

個々の記事・番組が、あなたの広報・PRネタにヒントをもたらしてくれるのです。

 

広報ネタを作る具体例

では、具体的に見ていきましょう。

Yahoo!ニュースを見てみますよ。

今日こんな記事がありました。

 

記事の書き出しを引用しますね。

街の古書店、M&Aで存続 後継者不在なら事業譲渡の選択肢、商店街関係者注目

12/28(土) 11:56配信 毎日新聞

経営者が高齢のため継続が危ぶまれていた、千葉県いすみ市の古書店に若手の後継者が現れ、店が存続することになった。後継者は売却先の会社の従業員で、街の小さな個人商店でもM&A(企業の合併・買収)により生き残ることができる事例として、廃業が相次ぐ商店街の関係者が注目している。

 

 

なんでこれがヤブトピという大きな記事になっているのか?考えてください。

ニュースの要素がいくつもあるからです。

・事業の承継、という今の社会課題

・街の古本屋という人情味

・地方商店街の活性化、という社会課題

・「個人商店」「M&A」という意外性

・年配者→若者へというストーリー性

 

この記事を書いた記者の感度の鋭さを褒めたいですね。

問題意識のない人がこの話を聞いても、

「ふーん、後継ぎ決まったの。よかったね」

で終わってるんですよ。

でもこの毎日新聞の記者は「これを記事にすれば、全国に救われる人がいるかも」と感じて記事にしたはず。

実際、「廃業しようかな…」と考えていた地方の商店主が、この記事を見て「そうか!この手があったか!」と気づき、廃業を免れるかもしれません。

 

少し話がそれました。

この記事をもとに、あなたの仕事に当てはめて考えてみましょう。

・事業の承継はトレンドだから、事業承継のサービスはできないかな?

・下町人情的な物語が、うちにはなかったかな?

・地元商店街に元気ないから、活性化イベントできないかな?

・業界の常識から外れた、個人向けの何かできないかな?

・うちのベテランと若手を結びつけるストーリーはないかな?

 

・・・などなど、いくらでも考えられるはずです。

一本の記事だけでも、これだけネタのアイデアが膨らむんですよ?

記事をどんどん見ていけば、それこそ無限にネタの切り口は広がっていきます。

Yahoo!ニュースからネタを探す方法は、この記事をご参考ください。

 

こうして実行できそうなネタが固まったら、プレスリリースに落とし込み、各メディアにお届けしていきましょう!

(参考)プレスリリース大全!作成~配信~戦略まで全20記事まとめ

 

広報ネタを作る具体的手順

上記をまとめますと、

(1)新聞テレビ雑誌ウェブニュースをチェックする

(2)個々の記事をピックアップする

(3)個別記事にどういうニュース要素があるか?分類する

(4)抽出した要素を自分に当てはめ、ネタを検討する

(5)プレスリリースに落とし込む

という流れになります。

 

新聞記者がネタ探す“教科書”はこれ!(テレビの人も)

新聞記者になったばかりの頃、上司から教えてもらったことがあります。

それは、「新聞が一番の教科書だから、新聞を毎日しっかり読め」ということ。

記者になるまで、「一市民」の目でしかニュースを見ていませんでした。

が、「記事を書く」前提で新聞を読むと、全然見え方が違ってきたのに驚きました。

「なるほど!こういう切り口で記事が書けるんだな」と着眼点に気づけたり、

「なるほど!今は介護保険がトピックだから、介護保険に絡めて記事を書けば大きな扱いになるな」と、トレンドに気づけたりできました。

プロの新聞記者だって、新聞を日々教科書にして学んでいるんです。

それから、テレビの人も日々、新聞に目を通して、「ネタになる話ないかな?」と必死に探しています。

新聞に載った話が、テレビに連作しやすいのは、そうした事業があるからです。

だから、新聞やテレビに取り上げてもらいたいなら、必ず新聞に目を通しましょう。

これは、広報PRをやりたい人にとって最低限のたしなみです。

広報ネタ出しにメディアリサーチが不可欠な理由

「新聞とか雑誌を見るのはめんどくさい…」
「忙しくて時間がない…」

という方がいます。

ここで私は質問したいのです。

あなたがこれまで大学とか高校を受験する時、過去問はやりましたか?

受験生が過去問をやるのは、常識ですよね?

逆に、過去問をやらずに受験しようとする人がいたら、「お前、過去問くらいやっとけよ」と忠告しますよね?

僕が言っているのは、これと同じことです。

新聞テレビ雑誌の記事・番組は「過去問」です。

つまり、答えは毎日毎日どんどん出ているんですよ。

なんで答えを見ないんですか?

「こういうネタなら、うちのメディアは取り上げるよ」

という答えがバンバン出ているんです。

なのに、それら過去問を見ずに「答えが思い浮かばない(広報ネタがない)」と嘆くのは、おかしいと思いませんか?

過去問を見れば、答えは見つかります。

いくつも見ていけば、「傾向」がわかる。

傾向がわかれば、「対策」を打てる。

受験と同じですよね。

商品・サービスからネタを考える=>ほぼ失敗します

ちなみに、ほとんどの人は、売り込みたい「商品・サービス」からネタを必死に考えようとします。

それがメディア視点のある人ならまだ良いのですが・・・

ビジネスマンやマーケティング系の人が広報ネタを考えようとすると、往々にして失敗します。

なぜなら、彼らは「売り込む」視点が強すぎるからです。

売り込みは、メディアの人に最も嫌われます。

売り込みプレスリリースを見た瞬間、記者は「ゲー、また売り込みかよ」と捨てたくなります。

だから、できるだけ商品サービスから発想しないことをお勧めします。

上記の通り、メディアの記事・番組からネタを発送していく方が、世の中のトレンドを取り入れやすくぶれにくいため、オススメです。

 

「企業」にフォーカスしたネタ作り

上記の通り、商品サービスから広報ネタを考えるのはお勧めしません。

ただ、「企業(組織)」にフォーカスしてネタを考えるのは、ありでしょう。

・福利厚生など社内の取組

・人物ストーリー

などは、メディアのネタになる可能性があります。

 

もっと抽象的に言うと、

「お金」
「人」

はメディアに好まれやすい文脈です。

・ユニークな社内制度はありませんか?

・がっちり儲かるビジネスモデルはありませんか?

・社長に面白い経歴・プロフィールはありませんか?

・社員に変わった人はいませんか?

などなど、

あなたの会社から「人」「お金」にまつわるネタを切り出せないか?考えてみましょう。

 

まとめ:ネタは無限に生み出せます!

いかがでしたか?

広報ネタは、新聞テレビや雑誌の記事から逆算して考えてください。

それなら、ネタが尽きることは永遠にありません。

というのも、日々、メディアは記事・番組を発信しているからです。

世の中の動きはどんどん移り変わっているからです。

世の中の流れに応じて、あなたも打ち手を考えれば良いのです。

広報ネタを考えるに当たっては、このように世の中の動きにしっかりアンテナを貼り続ける必要があります。

自分目線で、自分の商品サービスばかりじーっと見つめていても、何もネタは生まれません。

視野を広げてネタを生み出し、世の中の役に立つ情報をどんどん発信していかれてください!

 

※広報ネタを考える研修・セミナーご希望の方はこちらからどうぞ

 

無料電子ブック

「経営者・個人事業主のための“広告費ゼロ”PR戦略
〜新聞テレビWEBを活用して売上を高める方法〜
(全50ページ)


効果的な情報発信のやり方を調べているけれども、「どうしたら良いのか分からない」と悩んでいませんか?

この冊子では、

・マスメディアに登場する圧倒的メリット
・成功するPR戦略の全体像
・自らのニュース価値(強み・特徴)を掘り起こす方法
・記者が取材したくなる4つの切り口

など、具体的なPRの取り組み等を50ページにわたって詳しく説明しています。

ぜひあなたの情報を広めるためにお役立てください。

無料ダウンロード(期間限定)

「国内メディアリスト(新聞社・テレビ局・雑誌)
(計803)

 media-list-imageこのリストでは

・全国のテレビ局(185)
・全国の新聞社(135)
・雑誌(209)
・ラジオ局、CATVなど(274)

これらの媒体名、所在地をエクセルで一覧にまとめています。

ぜひあなたの情報発信にお役立てください。