月刊広報2019年4月号に掲載いただきました〜「広報は良いところ探しの旅」

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坂本宗之祐です。月刊誌「広報」2019年４月号に、拙稿を掲載いただきました。

月刊広報は、公益社団法人・日本広報協会様が毎月発行する雑誌です。

月刊広報様にこれまで何度もお世話になっており、今回で３回目の寄稿です。編集部のNさん、いつも本当にありがとうございます！

今回のタイトルは、「（寄稿）広報新時代〜私が考える「広報」　広報は良いところ探しの旅」です。

今回のきっかけは坂本のメールマガジン

月刊広報の編集部Nさまとの出会いはもう３年になるでしょうか。

最初は、出版した拙著を見つけていただいたのがきっかけだった思います。

新聞記事もそうですが、本からもたくさんの出会いがありました。メディアってこういうところが素敵です。

以来、広報協会様のセミナー講演や、月刊広報への寄稿をさせていただきました。

Nさまは、私のメールマガジンもずっと読んでいただいています。

（メルマガはこちらから登録できます）

それで2019年に入って程なく、

「坂本さんのメルマガは視点が面白いので、また寄稿お願いできますか？」とご依頼をいただいた次第です。

プロの方に認めていただけるのは格別にうれしいです。

ブログもメルマガも、これまたメディアです。

メディアで発信することで、どんどん人とのつながりが生まれます。

この20年ずっとメディア界隈でご飯を食べてきましたが、一番大きな恵みはこうした「人とのつながり」だと感じています。

広報は、良いところ探しの旅

メルマガは週に３回程度配信しています。

たぶん、広報業界において常識から外れた変なことを言っていると思います（笑）

好き勝手に書いているのですが、読者様と双方向の交流が生まれて楽しいです。

さて、先日書いたメルマガに「広報は良いとこ探しの旅」という話を書きました。

広報とは、

①自らを好きになり、

②相手（メディア）を好きになる

この２つなしには成り立たない、と感じています。

広報とは、「自らと相手（メディア）の良いところを見つける」作業です。

①自らを好きになる

例えば、おまんじゅう屋さんがあるとします。

自慢のおまんじゅうを世の中に広報したい、とします。

この場合、まずおまんじゅう屋さん自身が、自分のまんじゅうを好きでないと、広報はうまくいきません。

これは分かりますよね。

自分自身すら信じられないものを、他人様にご納得いただけるか？

これは無理な相談だと、お分かりいただけると思います。

だから、

「これ本当に良いものです！だから世の皆さんにも知ってもらいたい！」

この確信が、広報活動のベースになります。

②相手（メディア）を好きになる

さて、おまんじゅう屋さんが自店のまんじゅうが大好きで、自信と誇りを持っているとします。

次の段階が、「メディアを知る」ということです。

メディアの都合などお構いなく、広報に乗り出すケースが非常に多いです。

自分目線で「これ良いものだから、取材してよ！」とグイグイ来る。

これだけでは、記者にとって重たいです。

このように、自己利得のエゴが先走って、相手が見えていない広報がとても多いのです。

広報する方は、もっとメディアを知って欲しい。

そして、さらにもっと深めて「メディアを好きになる」まで突き進んで欲しいと、私は願っています。

「大好きな記事・番組を作っているあなたに、私のおまんじゅうを食べてもらいたい！」

こう言われたら、メディアの人はものすごくうれしい。

そして、あなたのおまんじゅうを記事・番組で取り上げたくなります。

マスメディアは特に最近激しい批判ばかりにさらされ、中の人は滅入っています。

だから、あなたは彼らに恵みを与えてください。

結果、記事になればあなたもハッピーですし、世の中にも有益な情報が広がるのです。

人と人をつなぐメディアは素晴らしい！

自らと相手の良いところを見出すことで、信頼で結ばれる人の輪が広がっていきます。

私は、遠く離れていても人と人を結びつけるメディアというものが本当に素晴らしいと思っています。

今の世の中はどちらかというと、自分や他人をディスる（批判する）傾向が強いですよね。

これでは、自分も他人も…誰も幸せになりません！

良いところは、探せば必ずどんな人にも会社にもあります。

これは、私が新聞記者〜コンサルタントを通じて多くの人と会い、実感していることです。

だから、どんな人も自信を持っていただきたいのと同時に、

僕の愛するメディアを好きになっていただきたい、と願っています。

ノウハウやテクニックなんて、マインドの土台があって初めて力を発揮するものですからね。

あなたにも、目に見えない「好きになる力」を実感していただければ幸いです。

月刊広報については、こちらをご覧ください。

月刊「広報」2019年4月号 ：日本広報協会　

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