個人の知名度を上げる方法!SNSの反応が一瞬で変わる4つの戦略
SNSを頑張ってはいるものの、「広まらない…」と悩んでいませんか?
今やみんながSNSを利用していますから、その中から目立っていくのは簡単なことではないですよね。
そんなあなたのために、この記事では知名度や認知度をアップさせる“裏ワザ”について、その手順と戦略を紹介します。
SNSは、ある方法と組み合わせて行うことで、劇的に反応が良くなります。
そのことを、まだ多くの人は知りません。
私は、読売新聞(11年)、Yahoo!ニュースなどで多数の記事を書き、書籍も3冊出版しています。2010年以降、ブログやメルマガの記事も1万本以上、書いています。
この記事を読むことで、知名度を効果的に上げるための具体的な方法や戦略を学ぶことができます。
私の経験をもとに、効果を上げるための具体的なアクションを紹介しますので、最後までじっくりお読みください。
※この記事は、2018年7月21日にアップしましたが、リライトして2024年3月12日に更新しました
目次
注意!間違いだらけの“SNS1本足打法”
多くの人は、SNSだけで知名度を上げよう!と頑張ります。
しかし、ウェブは誰でも情報発信ができるだけに、無数のライバルがひしめく“レッドオーシャン”です。
だから、多くの人は「やっぱり自分には無理だ…」と途中で心が折れてしまい、9割超の人が挫折します。
SNSなどウェブ発信だけで知名度を上げるには、かなりの労力と才能が必要です。1人でそれができる人はごく一握りです。
では、普通の人はどうしたら良いか?
テレビや新聞、雑誌等の「マスメディア」に登場することで、ウェブ上におけるあなたの存在感を際立たせるのです。
(1)新聞テレビなどの「マスメディア」で取り上げてもらう
(2)SNSやオウンドメディアで発信する
これを同時並行して進めると、1と2は相互に作用し、かけ算で露出効果が一気にアップしていきます。
マスメディア露出してSNSを始めると、富士山を7合目から登山できるようなものです。
逆にメディア露出なしでSNSやるのは、麓(ふもと)の0合目からスタートするのと同じです。
これが25年メディア業界に身を置いてきた私の結論です。
この手法は、個人や小さな会社にこそ有効なやり方だと言えます。
「人気が出る→メディア露出」ではなく
「メディア露出→人気が出る」
メディアに取り上げられることで、信頼性が大きく高まり、SNSの反応が大きくアップします。
その結果、ビジネスは一気に軌道に乗ります。
なぜなら、口コミやSNSよりも「新聞」「テレビ」の方を信頼している人が、3倍以上、多いからです。
このグラフをご覧ください。
新聞やNHKは、約55%の人が「信頼している」と答えています。
これに対し、匿名のSNSは約15%の人にしか信頼されていません。
これはあなた自身に置き換えて考えていただければ、より納得できるはずです。
NHKで紹介された商品と、怪しいSNSユーザーが紹介した商品、どちらを信用しますか?
SNSなどでウェブ発信する人は、テレビや新聞を軽視する傾向があります。
しかし、世の中の大多数の人々は、「新聞やNHKの方をはるかに信用している」というのがリアルな現実です。
あなたが「あの有名メディアで紹介された」としたら、あなたの信頼性は劇的に上がります。
そして、ウェブ上におけるマスメディア「Yahoo!ニュース」も、新聞・テレビ・雑誌から配信される記事がほとんどです。
このため現状、「マスメディアに露出すればネットにも波及する」ということになります。
メディア掲載は、強力なブランディング効果がある
マスメディア露出のメリットは、単純にたくさんの人の目に触れる点だけではありません。
「マスメディアに取り上げられた」という事実そのものが、強いブランディング効果を発揮します。
情報は、その中身はもちろん、「どこに出すか?」でその価値に大きな差がつきます。
文豪・夏目漱石が有名になったのも、マンガのサザエさんが有名になったのも、いずれも「朝日新聞」に載ったからです。
(※当時の朝日新聞は、極めて権威の高いクオリティ・ペーパーでした)
だからあなたも「どこで露出するか?」は、真剣に検討すべきテーマです。
同じ情報でも、
・怪しげなネット掲示板
・NHK
どちらで紹介された方がブランドは強化されるでしょうか?想像してみてください。
その答えは明らかでしょう。
多くの人は、信頼性の低い媒体(匿名SNSなど)で発信し、そこからバズを狙おうとします。しかし99%以上はうまくいきません。
今、知名度・認知度の高い個人や企業を見てみてください。彼らの大半は、マスメディアに露出しています。
ネットで影響力を発揮する著名人は多くいますが、多くの方はマスメディアからも多くの知名度を獲得しているのです。
個人の知名度・認知度を上げる4つの戦略
では、どうしたら大手メディアに取り上げてもらえるのか?
各種メディアに取り上げてもらうには、「情報コンテンツ」が必要になります。
価値のある情報を作ることができれば、メディアがこぞってあなたの元にやって来ます。
使うメディアは、①マスメディア、②オウンドメディア、③ソーシャルメディアの3つ。
ではここから、具体的な4つの戦略を説明していきましょう。
(戦略1)情報コンテンツの土台づくり
(戦略2)プレスリリースの発行
(戦略3)自社オウンドメディア(ブログ、YouTube)への情報ストック
(戦略4)インフルエンサーとの直接コミュニケーション
戦略1・情報コンテンツの土台づくり
①自社・自分の要素を客観的に洗い出す
まず最初に、「宣伝したい」という考えを手放すことです。
あなたが「宣伝したい」情報が、そのままメディアで広まることは99%ありません。
そうではなく、世の中が喜んで欲しがる情報に加工・編集して、発信していく必要があるのです。
人々の役に立つことで、あなたの活動は人々から熱狂的に受け入れられるようになります。
その結果として、知名度、認知度が高まるのです。
だから、まず客観的にまっさらな視点から、あなたの自身や会社の「社会性のある要素」を徹底的に洗い出しましょう。
社会的な視点が、テレビや新聞など大手メディアの基本です。
自社目線からの発想ではなく、メディア目線から逆算して、自社の情報を整理するのです。
②コンセプト文を考える
コンセプトとは、「誰に?どんなメリットをもたらすのか?」をシンプルに表現するフレーズ。
メディアもネットユーザーも「自分にとって役立つ」情報しか求めていません。
このコンセプトが明確でないと、「自分には関係ない」と一瞬でスルーされます。
だから、「自分に役立つ情報だ!」とすぐ認識して食いついてもらえるコンセプト文が必要になってきます。
なぜコンセプト文が必要なのか?
それは、意味不明な活動をしている個人や企業が極めて多いからです。
「自分は分かっていても、他人には理解されていない!」
この恐ろしい事実を分かっていない人がとても多いです。
「そもそも何をしている人物、会社なのか?」を、1秒で分かってもらえなければ、世の中で知名度を上げる以前の問題なのです
③コンセプトを尖らせる
さて、コンセプト文ができても、さらに“特異性”がなければ、メディアで広まる情報にはなりません。
・小学生に勉強を教える学習塾
・主婦に野菜を売る八百屋
これでは、「当たり前」過ぎて、ニュースになるにはかなり難しいのはすぐわかるでしょう。
だから、少なくとも以下2つの観点を考慮しつつ、コンセプトを尖らせていってください。
①社会の役に立つ
②今までにない活動
戦略2・プレスリリースの発行
こうしてコンセプトを固めた上で、個別のプレスリリース(報道メディア向けの情報提供文)を発信していきましょう。
プレスリリースはどういう時に出せるのか?
その種類は、この記事で詳しく説明しているので参考にしてください。
そして、取材を依頼するプレスリリースの具体的な書き方は、この記事で解説しています。
プレスリリースは、コツコツ継続的に出していく必要があります。一発勝負ではありません。長い目でマラソンのように続けていく活動だと考えてください。
マスメディアを無視して知名度を上げるのはかなり難しいです。なので、ぜひ正しいプレスリリースをマスターしていきましょう。
戦略3・自社オウンドメディア(ブログ、YouTube)への情報ストック
特異性・社会性のある情報コンテンツを携えて、マスメディアに接触しつつ、同時並行して自社のサイト・ブログ等に情報をどんどんアップさせていきましょう。
ここに載せるべき情報は、あなたの会社・活動についての「専門的な情報」です。
ある特定のジャンルにおける専門家を、マスメディアもネットユーザーも探し求めています。
専門的な情報をサイト上にストックさせていくことで、あなたやあなたの会社は
「この分野における、プロフェッショナルだ!」
と客観的に判断してもらえるようになります。
以下の記事で、具体的な取り組み手順を詳しく解説しています。
(参考)検索上位になる方法。広告なしでビジネスが加速&安定する最強メソッド
自社オウンドメディアに情報ストックさせる意味は、以下の2つあります。
①マスメディア関係者向け
あなたがプレスリリースを出していくうちに、「取材するかどうか?」検討を始めるメディア関係者(記者ら)がやがて現れます。
記者たちはその際に必ず、あなたのサイトを訪問し、「取材に値するかどうか?」を検討、吟味します。
その際に、あまりにお粗末な情報しかなかったら、その記者は取材する意欲を一瞬で失います。
逆に、専門的な情報がたくさん示されていれば、「この人はまさにプロだ、ぜひ取材をお願いしよう」と決断しやすくなります。
これだけにとどまりません。
サイト上に優れたコンテンツがあれば、Google等の検索エンジンにおいて、特定のキーワードで上位表示されるようになります。
すると、プレスリリースを出さなくても、検索エンジンで取材ネタ探しをしているメディア関係者から勝手に見つけてもらえるようになります。
この2つの意味で、ウェブサイト上に情報コンテンツをストックさせていくことは、極めて重要です。
②ネットユーザー・見込みのお客様向け
マスメディア関係者に限らず、今や誰しもが日常的に検索エンジンで自分の欲しい情報を探しています。
そこで、ウェブ上に「役に立つ情報」をストックさせていくことで、あなたを必要とする見込みのお客様から、ダイレクトに見つけていただけるようになります。
Googleは、検索ユーザーに有益な情報ほど、上位表示してくれる仕組みになっています。
※検索順位の仕組みについては、この記事でわかりやすく説明しています。
また、ネットユーザーも質の高い情報を見つけると、その情報をSNSなどで仲間や知り合いにシェアしてくれます。
私の例を挙げます。このブログはプレスリリースや広報に関する記事をご提供しています。
現在、多数のキーワードにおいて、検索エンジン表示で上位で表示されるようになりました。
その結果、放ったらかしでも一時期は1か月で300件近いメールご登録をいただけるようになりました。
そして、広報の業界で知名度が上がり、全国から多数の講演やセミナーのご依頼をいただいています。
戦略4・インフルエンサーとの直接コミュニケーション
オンライン上で人に直接会わず、いくらちまちま情報発信をしていっても、それだけで突き抜けた知名度を獲得していくことは難しいです。
アナログですが、「人と直接会う」ことは避けて通れません。
世の中に影響力を持つインフルエンサーは、一度も会ったことのないような人物や会社を気軽にガッツリ紹介してくれるほどお人好しではありません。
ここで言うインフルエンサーは、次の2種類あります。
①マスメディア関係者
②ウェブ上での著名人
彼らは、自らの影響力の大きさを自覚しています。
それゆえに、紹介する情報についてはとても慎重になっています。
もし、インチキな情報をたくさんの人に知らせたら、「自分自身の信頼性を損なう」という危機感を強く持っているのです。
だから、あなたはそんな彼らから「信頼できる」と認識してもらう必要があります。
あなたもご自身に置き換えて考えてみてください。
一度も会ったことのない人物を信用して、100万200万をポンと渡すでしょうか?
「会ってきちんと話を聞いて、信用に値するか見極めよう」と考えるのが普通ですよね。
インフルエンサーのメディアで紹介される価値は、100万円や200万円どころではないでしょう。
信頼を獲得するには、直接に会って話をすること。これは避けて通れない道です。
個人で事業をやっている人は、ぜひ本を出版しよう
なお、特に個人で活動している方は、上記に加えて「書籍の商業出版」をぜひ実現させてください。
お金を払って本を出す自費出版ではありません!
出版社からご依頼を受け、全国の書店に本が並び、印税というお金をいただける商業出版です。
自著のあるなしで、メディア関係者を含む世間からあなたを見る目が劇的に変わります。
私自身、これらの本を出版して信頼性の劇的アップを実感しています。
本の出版はいわば、個人の株式上場のようなものです。それくらい社会的に認められた存在になるということです。
その商業出版の実現に必要なのも、「価値ある情報コンテンツ」です。
5 まとめ
お伝えしたいのは、「コンテンツ・イズ・キング」。
つまり、あなたの発信する情報コンテンツに価値を持たせることが重要だということです。
日本ではまだまだ新聞・テレビといったマスメディアが一定の力を持っています。
価値ある情報コンテンツを作り、マスメディアに流通させましょう。
そして同時並行で、ウェブにも広めていきます。
これが知名度と認知度を上げていく王道になります。
だから、最低でもプレスリリースは必ずやることです。
その上で、自社のウェブサイトに情報をコツコツストックしていきましょう。
あなたがマスメディアにも掲載されていれば、Googleはあなたは社会的に信頼できる存在だと認識し、検索エンジンにおける評価もアップしてくれます。
そして必要に応じて、広告をやれば良いでしょう。無料でも広まる情報なら、お金をかければさらに広まる可能性があります。
現代は、人に喜ばれる情報を発信することで、知名度と認知度を上げることができます。
あなたも、他にはない、あなたならではの価値ある情報を作り出すよう、知恵を絞ってください。
そして多くの世の人々に貢献していってください!
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「国内メディアリスト(新聞社・テレビ局・雑誌)」
(計803)
このリストでは
・全国のテレビ局(185)
・全国の新聞社(135)
・雑誌(209)
・ラジオ局、CATVなど(274)
これらの媒体名、所在地をエクセルで一覧にまとめています。
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