【事例】開始3カ月で新聞~ラジオに連鎖し、WEBでも反響となった女性クラフト作家
関東地方在住の女性クラフト作家の方の事例を紹介します。
メディア向けの広報活動に2016年終盤から取り組み始め、3か月で新聞に掲載。すぐに放送局から出演オファーがあり、生放送で出演しました。
この方はそれまで作家として作品づくりに取り組む一方、講師として全国の生徒さんに向けて作品づくりに指導を行っていました。
ですが、「ひたすら作品作っていくだけでは、何かが違う」と感じるようになったと言います。
「作品づくりを投じて、社会に役立ちたい」という思いがあり、必要としてくれる方々に存在を知らせていく広報の必要性を感じるようになりました。
そこで、「社会に役立つことをすれば、メディアで世の中に広まる」という坂本の広報理論に共鳴し、プレスリリースに取り組むことになりました。
この女性クラフト作家様にインタビューしました。
目次
1 プレスリリースやる前は、マスコミにどういうイメージでしたか?
マスコミって一方通行で、記者が主体的に誰かを見つける、と思っていました。なので、見つけてもらえるまで頑張らないといけないと思っていました。
他の人のブログやフェイスブックなどをみていると、「取材がきた!」という投稿がちらほらあります。それをみて、「ああ、頑張ったんだな」と素直に思っていました。
自分からマスコミに働きかける、という考えはまったく及びもつきませんでした。
2 どうして、プレスリリースをやろうと思ったのですか?
活動をやりながら、自分の中で「今のやり方では何かが違うんだろうな」と、うすうす感じていました。
ひたすら作品作っていくだけでは何かが違う、と。
それが何かは、すぐはわかりませんでした。ネット上にはいろんなコンサルさんがいて、彼らのメルマガをたくさん読みました。でも、どれもが売上を上げるために頑張れ、という感じがあって、何かしっくりこなかったのです。
売上が大事なのわかるけど、それ以前にやることあるのでは?という考えが常にありました。
どうやって坂本さんを知ったのかは覚えていませんが、一番惹かれたのが、「社会性を持ったコンセプトを作ってから、活動しよう」というところでした。これは私に合いそうだと感じました。
作家たちの多くは、イベントを起こしたり、ネットでの施作に力を入れたりして、自己アピールします。ただ、私は「売れればいいのか?人気になればいいのか?」という疑問がありました。
坂本さんは、そことは違うコンセプトでした。私の活動について「こういう社会的意義があるんですよ」と言われて、気づかせてもらえたのがとても良かったです。
3 プレスリリースやってみてどうでしたか?
プレスリリースをやることによって、「自分の活動を世の中の人がどのようなところに価値を見出してくれるのか?」が分かって本当に良かったです。
一人でやっててもわかりません。自分のプロフィール一つとっても、どう表現したら効果的なのか自分ではわかりません。
思わぬところに価値を見出して表現してもらえて、「世間と自分の価値観はずれまくっているんだな」ということをひしひしと感じました。
そして私の活動についても意見をもらい、「あ、そう見てもらえるんなら、こう活動していけばいいんだ」というのがはっきり見えてくるようになりました。
自分一人では、どうしたらみんなに伝わりやすいの?が分からなくて。
地元にこんな素材があって、これを使うといいですよ、とか、「どうして自分で気づかなかったのか!」という発見がいくつもありました。
坂本さんのコンサルで、自分のしていることの社会的価値が改めて明確に理解でき、それを最も伝わりやすい形に企画することを学べました。
大事なのは、自分の活動をデザインする、という意識を持つこと。すると、より世の中に役立つように表現していける。
自分が好きで作っているだけじゃなくて、好きなんだけど、世の中にも価値を示せる。役に立てる。
やりたいことをやるだけじゃなくて、ニーズに合わせるだけじゃなくて、その両方のバランスですね。
自分が好きをスタートにしている作家さんは、世の中の需要に合わせるのは難しいんです。好きで始めていることは、なかなかそこが難しいんですね。
坂本さんの指導は、その感覚をうまく埋めてくれる感じでした。
4 何が一番難しかったですか?
一番最初に雑誌向けに企画を作り、電話をかけたことです。かけるまでに心臓ドキドキで、この壁を乗り越えないといけなかった。
その時は年末で向こうも忙しかったこともあるんでしょうけど、すごく厳しい反応で、これはきつかったです。やる気がピューンと一気に落ちてしまいました。
しばらく何もできず、坂本さんにも連絡していませんでしたが、坂本さんから「どうですか」と連絡が来て、「あ、キタキタ…」と(笑)。
お尻叩かれないとやらないタイプなので助かりました。
そして今思えば、坂本さんのコンサル期間中に挫折を経験できてよかったと思います。一人じゃ立ち直れなかったかもしれません(笑)
5 プレスリリースを書くのは難しかったですか?
書くことは難しくありませんでした。コンサルの最初の段階で、自分の素材の掘り起こしや過去の振り返りをして、坂本さんに助けていただいて文章にアウトプットできていたので、あとはひな形に沿ってはめ込んでいくだけでした。
それより、プレスリリースの載せる写真のための作品づくりの方に時間がかかりました。
6 取材連絡があったときはどう感じましたか?
車で移動中、「・・新聞の・・・ですけど」と電話でダイレクトにきました。こんな急に取材の連絡って来るんだな、とびっくりしました。
こちらも忙しいときだったので、大変だな、とは思いましたが、心の準備はできていたので大丈夫でした。
自ら発信して実際にマスコミの方に取材に来ていただけたことで、「自分から積極的に発信することって大切なんだな」と強く感じました。
数日後に、新聞に載ったメールアドレスに地元ラジオ放送局から、番組生出演のオファーが来ました。
SNSで新聞やラジオのことを知らせると、全国の仲間からたくさんの祝福や驚きのコメントが相次いでいます。
7 プレスリリース、これからも続けますか?
もちろんプレスリリースこれからも続けたいです。うまくいくいかないはさておき、プレスリリースを出すことで自分の活動のデザインができる、ということが分かったことが大きいです。
個展を開くにしても、漫然とやるんじゃなくて、季節に合わせた企画、地元に合わせた企画とか、考えられるようになりました。これによってプレスリリースが出しやすくもなります。
何かのコンテストに応募するとか、何か行動するときに、「PR素材としていけるかどうか?」を考えられるようになりました。
世の中との関わりを考え、受け入れてもらうことを意図して考えて発信することを学べたことが一番大きかったです。
活動をしていて、自分の中で昔からずっと「何かが違う…」と感じていたことがあって、それがきっと「世の中の流れに合わせた情報発信」だったのだと思います。
無料電子ブック
「新聞テレビWEBに連鎖させ、売り上げを倍増させる広報PRの全手法」
(全43ページ)
世の中に情報を広める広報PRのやり方について調べているけれども、「どうしたら良いのか分からない」と悩んでいませんか?
この冊子では、
・マスメディアに登場する圧倒的メリット
・ジャーナリズム広報とは何か?
・自らのニュース価値(強み・特徴)を掘り起こす方法
・記者が取材したくなる4つの切り口
など、正しい広報PRの効果と、具体的な取り組み方を43ページにわたって詳しく説明しています。
ぜひ御社の広報PR活動にお役立てください。