プレスリリースのネタまとめ12選!記者が教えるネタの探し方

「プレスリリースを出したいが、ネタが見つからない・・・」
そんなご相談を受けることがよくあります。
ネタがないのは辛いですよね。そのお気持ちはよく分かります。
なぜなら私自身、新聞記者の駆け出しを大分の地方都市で過ごし、いつもネタに飢えていたからです。
だから、アンテナの感度を研ぎ澄まし、一所懸命ネタを探しました。
コツをつかめば、ニュースになるネタはどんどん作れるようになります。
そこでこの記事では、私の記者の視点から、悩めるあなたにプレスリリースネタの探し方と、12事例をご提供します。
目次
プレスリリースネタの探し方
①目にするものを全て、ネタとして考える。
ハトを見たら、
→「新種のハト発見!」にならないだろうか?
電柱を見たら、
このように、目にしたもの全て、潜在的なニュースである前提でどんどん仮説を立てるのです。
仮説を立てたら、その仮説が真実かどうか?検証します。
ハトの写真を撮って、専門家に見てもらったり。
電柱なら、関係する法令を入手し、ルールと違う部分がないか?を確かめる、など。
なんでも目に見えるものに、常に問題意識を持つのです。
「リンゴが落ちる」というありふれた現象を見て、ニュートンもは万有引力の法則を発見しました。
新しい発見って、「誰の目にも明らかにすぐわかる現象」として眼前に現れる方が珍しいと思いますよ。
あなたの問題意識こそが、ネタ発見の原動力なのです。
②人と楽しく雑談する
潜在的にネタを持っている人物と、ひたすら雑談しに行きました。
例えば私は駆け出し時代、大分県中津市にいました。
中津は福沢諭吉の出身地で、「福沢諭吉記念館」がありました。
そこで、私は毎日のように福沢諭吉記念館に通い、館長さんと雑談をしました。
「今日も遊びに来ました〜」みたいな感じです。
館長さんは良い方で、いつも私の話し相手になってくださいました。
そして、とりとめのない雑談を重ねているうち、館長さんの何気ない会話の中に「これは記事ネタになる!」という話がぽろっとこぼれるのです。
“楽しい雑談”は、人の思考を柔らかくします。
だから、思いもよらぬ発言が相手の口から飛び出すことがよくあります。
優秀な記者は、雑談上手です。
ちなみにコツは、「ネタを取ってやろう!」と欲をむき出しにしないこと。
これだと、相手は「こいつ何か情報取りに来てるなー」と察知し、警戒モードに入ります。
すると、楽しい雑談になりません。その結果、何もネタが出ないんです。
③時事ニュースへの便乗を考える
世の中には「トレンド」があります。つまり、“今ならでは”の多くの人の注目が集まるテーマです。
それに便乗して自分のネタを関連づければ、ニュースになる可能性が高まります。
例えば、お年寄りの自動車の交通事故は、昔から日本全国で多発しています。
かつては大して珍しくないから、普段は全国ニュースにはならなかった。
しかし、元官僚の高齢者が引き起こした事故をきっかけに、「高齢者の事故」が一大注目テーマになった。
その結果、以前なら記事にもならなかったような小さな交通事故まで、ニュースになるように一時期なりました。
だから、「高齢者の事故防止」の要素がある話は、すぐにニュースになったのです。
また、最近話題になったものとしては、「ワイロもなか」があります。
関西電力の役員らが、ワイロとされる現金や小判を受け取っていた事件が大きく報道されました。
まるで時代劇さながらの悪代官ぶりということで、ネットなどでも話題になりました。
そこで、ある和菓子店が小判の束に模したもなかを発売。
すると、この商品がメディアや消費者の間で話題となり、非常に売れたそうです。面白いですよね。
深刻な時事ニュースの事件を逆手にとった、ユーモアあふれる商品サービスは、メディアで話題になりやすいです。
プレスリリースネタ12選(2020年1月時点)
時事ニュースに便乗する例を具体的にお示しします。
私が考えるプレスリリースネタの題材です。
①カルロス・ゴーンの逃亡
いきなり年末年始にでかい事件が起きましたね。
いやーこれは大きな事件です。そしてこれから尾を引きそう。社会に与える影響は大きそうです。
ですので今後、「逃亡防止」が各方面で大きなテーマになると見られます。
だから、あなたの事業に「逃亡」を絡めるネタを考案すると、ニュースになる可能性がありそう。
このほか、「レバノン」の報道が激増する可能性は高いです。
レバノン料理店など開けば、すぐ取材が来そうです(笑)。
②桜を見る会
2019年に大きな話題となった安倍首相の桜を見る会。
年明けの国会でも引き続き追求が続きそうな上、これから桜シーズンが本番を迎えます。
なので、「桜」に絡むネタは、ニュースになる可能性は例年と比べて高いと言えるでしょう。
③飛び恥
これはまだ日本ではそれほど話題になっていませんが、2020年には話題になる可能性はかなりあると感じます。
飛び恥とは、ヨーロッパを中心に現在トレンドとなっている現象です。
「CO2を大量に排出する飛行機に乗るのは恥だ」という環境保護の主張です。
これが一部の人にとどまらず、全欧州的な広がりを見せつつあり、2019年はヨーロッパの航空機利用者が大きく減少したと報道されています。
「飛行機ではなく、環境に優しい鉄道に乗ろう」ということだそうです。
私は昨年、一昨年と飛行機に乗りまくり、ANAとJALの上級会員になりました。
しかし元々、鉄道ファン(鉄ちゃん)ですので、2020年の交通手段は鉄道に回帰しようかと考えています。
プレスリリースネタとしても、鉄道旅行向けのグッズやサービスなどがニュースになるかもしれませんね。
④SDGs(エスディージーズ)
これはすでに2019年からニュースのトレンドになっています。
SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略。
環境や教育、貧困対策など17の項目を国連が定めています。
このSDGsの要件を満たした、商品やサービスがメディアで取り上げられやすくなっています。
こういうパン屋さんのニュースもありました。
・「地球を救う食パン」に予約殺到のワケ パン店や寺院が取り組む「SDGs」とは?
⑤副業、リストラ
2019年は、多くの大企業において副業の解禁やリストラの発表がありました。
リストラ数は、実はリーマンショック級の規模に及んでいるそうです。
比較的、景気が良いと言われてこの状況ですから、景気悪化が予想される2020年は、kの傾向が加速するものとみられます。
ですので、副業だったり、中途退職したりするサラリーマン向けの商品・サービスは、プレスリリースのネタになりそう。
社会トレンドと合致するとみられ、高い確率でニュースで取り上げられるでしょう。
⑥震災・災害備え
南海トラフ地震や首都直下型地震など、大震災がいつ起きてもおかしくない、と言われ続けています。
また2019年は全国各地で台風などによる自然災害も続きました。
ですので、「震災・災害への備え」というのはメディアにとって大きな注目テーマです。
だから、あなたの事業でこうした防災の要素を取り入れた商品サービスやイベントをやるのはオススメです。
⑦ネコ
ここ数年、猫ブームは続いていますが、この勢いは衰える兆しが見られません。
ネコに関する商品・サービスはこれからも高い注目を集めそうです。
僕も猫好きですので、ネコに関するニュースはついつい見ちゃうんですよね。
⑧ラグビー
ラグビーは2020年も高い注目を集めそうです。
これは、幼少からラグビーに親しむ私の個人的願望も含まれますが…。
2019年ワールドカップの盛り上がりを、これからも続けてほしいですね!
だから、あなたの事業をラグビーに絡めて、プレスリリースのネタを考えてみるのも有望です。
私からもお願い。ラグビーを盛り上げてください。
⑨ワンチーム
ラグビーネタが続きますが「ワンチーム」という言葉は、2019年流行語大賞。
こちらも引き続き、各方面で使われそうです。
「みんなで結束して、困難を乗り越えよう!」という美しい理念を感じますからね。
ワンチームという言葉に乗っかって、仲間たちとの連帯や交流を深める商品サービス、イベントなどのネタを考えてはいかがでしょうか?
ただ、日本的には身内への同調圧力が強いため、「ワンチーム」の美名のもと、パワハラにも繋がらないか懸念されるところではあります。
⑩動画・5G
こちらは2020年に大きな話題になることは確実なテーマです。
通信環境において、現在の4G回線から、次世代の5G回線の運用が都市部から始まります。
大量のデータがやりとりできるようになるため、ますますインターネット動画が盛んになりそうです。
動画・5Gが盛り上がる世間のトレンドを意識して、他にはないユニークな取り組みをプレスリリースでネタにしてみてはいかがでしょうか。
(11)JR高輪ゲートウェイ駅開業(3月14日)
山手線に、数十年ぶりの新駅として、高輪ゲートウェイ駅が今春に開業します。
このエリアの注目が高まり、テレビを中心として確実にメディア露出が高まるでしょう。
このエリアに近い方はもちろん、離れている地域にお住まいの方も、あえて「高輪ゲートウェイ付近でやります!」とプレスリリースするのも良いかもしれません。
(12)子供のネットリテラシー
ネットリテラシーについての問題意識は、5年ほど前から社会で高まっています。
しかし、まだまだ決定的な有効策を誰も打ち出せていませんよね。
近く、小学校でもネットリテラシー教育が取り入れられるそうです。
私も含め、今の親世代は子供の頃にインターネットなんてありませんでした。
だから、今の子供たちにどのようにネットと付き合えば良いか、指導しにくいんですよね。
しかし、ウェブ上の情報爆発はとどまるところを知りません。
正しい付き合い方を子どもの頃からきちんと教える必要性はますます高まると思います。
メディア業界の人も問題意識を持っていますから「ネットリテラシー」を適正化する方向で、プレスリリースネタを作ると、きっと受けが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
思いつくままに、これからプレスリリースネタになりそうな事例を上げてきました。
これらはあくまで、ごく一部。
プレスリリースのネタになる可能性のあるテーマは、まだまだ無限にあるはずです。
大事なのは、「アンテナを研ぎ澄ますこと」。
ぼーっと過ごしていたら、いつまでもプレスリリースネタに気づくことはできません。
日々の生活の中で、いつもプレスリリースネタを考えることを習慣にしてください。
ネタは、勝手に見つかるものではなく、あなたが主体的に見つけるものです。
受け身ではなく、能動的に、ネタをどんどん発掘して大いに発信していかれてくださいね。
ネタ作りには、この記事も参考にされてください。
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